昨日は一日中すごく風が強かった。

(今日も強かった)

職場のひとつGスーの駐輪場ではバタバタと自転車が倒れまくっていた。

 

お昼から出勤してきた人が、入って来る前に

倒れていた自転車を起こしておいてあげたと言うので

「ホント○○さんは優しいね。でも、そのままにしておいたほうがいいかも」

と言っていると、その後休憩から戻って来た人がまた

「自転車がめちゃくちゃ倒れまくってる」と言いながら入って来た。

 

そうなのだ。

 

優しさから倒れた自転車を見過ごせない気持ちはわかるんだけど

風で倒れたと思われる場合、起こされた自転車は多くの場合また倒れる。

つまり自転車には2回分のダメージを与えることになる。

起こさなければ1回分で済むところ、

親切な人たちが起こせば起こすだけダメージが加算されちゃう。

 

だから風が強い日には、場所が許せばだけど

最初から自転車を寝かせていく人もいるくらいだ。

 

まあ更にけち臭いことをしいて言えば、

倒れた後の行動を見た人からは

自転車にいたずらしようとしているとか

起こしている人がそもそも倒したとか

思わぬ濡れ衣を着せられる場合すらあるのだ。

 

実際それでトラブルにあった人もこの職場にいた(笑)。

 

だから、風が強い日に倒れた自転車を見ても

親切心は、ぐっとこらえといたほうがいいよ、ってだけの話。

ポエミーなタイトルつけてゴメン。