今日は、母が私をこの世界に出現させた日。

友達がランチで祝ってくれる。

6年ほど前に1年間一緒に働いた先輩なんだけど

毎年お互いの誕生日をお祝いしている。


私は都合によりやめてしまったが、

彼女はその仕事をまだ続けている。

 

一番最初に

周りの手助けのお陰と

ビギナーズラックで

記録を塗り替えるような成果が出せたので

何をやりたいと言っても、誰にも反対されず

それどころかいつも優遇してもらえたので

私にはいい思い出ばかりなのだが

 

それは、当時すでに10年近くその職場にいた彼女にとって

気持ちのいいものではなかったはずで

実際に一、二度、ロッカールームで

ガチの悔し泣きをされたこともあった。

 

それでも、彼女の性格のお陰で

今日まで仕事のこと、子どものこと、家庭のことなど

お互いに吐き出しあい、やってきた。

 

こんな出会いってなかなかないと思う。

本当にありがたい。

友達の少ない私にとって値千金以上

大変貴重な人なのだ。

 

彼女と、あの職場は

今の自分の土台を作ってくれたと思っている。

彼女が言うところの

奇跡的にいい店長、マネージャー

セールスに恵まれたせいで

思ったことをすべて実行させてもらえて

その結果、ちゃんと数字も出た。

おもしろいように自分の考えたことが

実現するという体験をいっぱいした。

 

そんな恵まれた環境で

成功体験を重ねることによって

多少根拠のある自信もついた。

 

彼女は今も

いつでも帰ってきてと言ってくれる。

帰らないけど、それも嬉しい。