今日は、生レバーの味を懐かしがるの巻


レバーの臭みは、長時間調理により
臭いのカプセルがはじけることによるらしい。

そして、水溶性ビタミンが多いので
下処理で水洗いとかすると
水っぽくなり、おまけに旨みがぬけてしまうと。

だから、短時間(2分半ほど)で過熱を済ませてしまえば
臭みもなく、下処理で有効成分を失う必要はないらしい。

初めて知ったけど
とりあえずやってみた。

生レバーをできるだけ薄くスライス。
(これが結構ホネだわ。次からスライスしてあるの買ってくる)
ごま油たっぷり入れたフライパン(当然鉄製)を
強めの中火で熱してレバーをソテーする。

ある程度火が通ったら、
塩糀で味付け。

皿に盛りつけてすだちをしぼって完了。


食べてみたら、
ナニコレ

ほんのり甘味がある。
塩糀のとは違う。レバーの中の味だ。

これ、いままで味わったことない。


この甘味を今まで知らなかったのは
過熱しすぎていたからなのか?
それとも下処理してたせいなのか?

それは不明。

でもとりあえず、
その2点をクリアすれば
この味になると理解。

ふっくらした甘味と塩味がなんともいえない♪

あの生レバーの甘味にちょっと近いかもしれないけど
やっぱりあのつるんとした食感とは程遠い…。
まあそこは仕方ないよね~。

火を止めてからごま油足してもよかったかも。

すだちが入ることで
ビタミンCをゲット。
鉄分の吸収を助けてくれると期待する。


レバーを食べても食べても貧血っていうアナタと、
そして過去の私に言いたい。

それは間違いなくビタミンCが足りてないのだ。


2,3時間しか体内に留めることができない
ビタミンCを定期的に補給するには
赤ピーマンなどを一緒に調理するか
食前食後にフルーツなどを食べるかしなくてはならない。

柿はかなり優秀だけど、めんどくさい。

そうなるとやっぱり昔ながらの
「こたつにみかん」が一番賢い補給習慣だと思うのね。

気軽にひょいぱくしてビタミンC補給できる。
すんばらしいね。