我が家のプリンターは、2011年12月に購入したブラザー製。
エプソンもCANONも使ってきたけど、今一つ・・・
多機能でありながら、価格も安いブラザー製はどうなのか・・・・?
十分な性能だし、100円インクが使えるのがスバラシイ!
かれこれ14年目に突入したものの、まだまだ元気
だったのに・・・
● 問題発生
しがない個人事業主は、経理作業も自分でやらなければいけない。
えーと、カードで購入したものはこれで、請求も来ていたなぁ。
んじゃ、請求書をプリントしておきましょう。
ピーピーピー?
なになに、「マゼンダインクを検出しない」だと?
カートリッジを外してインクレベルを見る。
インクは有るなぁ。
そもそも「検出しない」ってことは、カートリッジを認識していないのかなぁ。
カートリッジを外し、何度も出し入れする。
認識しない。
青や黄色のカートリッジを差し込んでみる。
認識しない。
青と黄色のカートリッジマウンターに赤のカートリッジを差し込む。
認識する・・・・・
と言うことは、赤のカートリッジマウンターに問題が有るんだ。
このプリンター、プリンターとSCAN性能は十分で、ディスクレーベルも印刷できる。
そのうえ、100均インクが使えるので「純正インクは使ったことが無い」。
それが悪さしたのかなぁ。
● はて?
さぁ、このプリンターどうやってカートリッジを認識してるんだろう。
マイクロスイッチだと修理も楽なんだけど・・・
と、ぶつぶつ言いながら内部を覗く。
それらしい構造は見えないなぁ。
30分ほど、覗きこむもののセンサーを検出できず・・・
リセットしても、サービスモードでトライしてもダメ。
こうなったら分解しかないでしょ。
● 分解開始
ガレージに場所を移し、分解開始。
少々、ヤレ感は有るものの昨日までは元気に働いていたのになぁ。
サクサク行きます。
実に良くできた構造。
ネジ最小限で樹脂フックで組むコストダウン設計!凄いぞブラザー!
だもんで、樹脂との絡みが判別できず、丸裸にはできない。
中途半端に筐体を開けて、インクコントロール部分を引っ張り出す。
この基板はインクレベル検出部でフォトセンサーで見てる模様。
ここは外してレンズ部分を掃除する。
でも、これはカートリッジ検出じゃない。
どこかに検出部が有るはず・・・
有りました、最下段です。
これもフォトセンサー。
インクカートリッジの一番下の「角」の部分が入り込んで、このセンサーを遮断するんだ。
機械スイッチじゃないので「ON OFF」がテスタじゃ分からない。
困った・・・
まぁ、このスイッチは機械的な部分が無いのでまず壊れない。
レンズが汚れて検出できない…くらいだろうなぁ。
レンズを綿棒で磨きます。
● 試運転
コードレイアウトに注意しながら組み立てる。
さぁ、電源を入れましょう。
どうか・・・・
・・・・
・・
インクカートリッジ、認識しました!
印刷・・・・
・・・・
・・
出来ました! 復活です!
でも、満タンしたはずのマゼンダインクが「満タン」を認識しない。
「まもなくインクがなくなります」
のアラートが出てしまう。
まぁ、使えるようになったのでこのまま様子見です。
あー、良かった。プリンタを買わずに済んで。
あと、10年は頑張ってもらいましょう!
おしまい