さぁ、じっくり部品を見てみましょう。
本来黒いカバーは、二か所突き出たピンで本体に固定されています。
が、そのピンが折れてます。
つまり、丸い部品が抑えられていない。
この丸い部品は、少々きつめに本体樹脂部品に押し込まれています。
その丸い部品を外すと・・・
バネが見えます。
プレッシャースイッチは、こんな構造(ルノーのスイッチとは言い切れないけど)。
このスプリングが見えているのでしょう。
この図のダイアフラムよりも上にオイルが来ることは無いと思うけど・・。
ダイアフラムの破れ?
スイッチ内部を簡単に覗ける構造は如何なものか・・・
この構造、やばくないっすか?
丸い部品をじっくり見ると、樹脂に密度の高いメッシュが貼り付けられている。
突いているうちにメッシュに穴が開いた・・
はて?
ということは、油圧が異常に高まったときに開放するための物?
・何らかの異常で油圧が高まり
・丸い部品のメッシュを抜けて
・さらに圧力が上がると丸い部品が外れ
・黒いカバーを押しやってオイル開放→油圧低下
つまり解放弁?
papaさまの拙い知識と経験からは、油圧解放弁をもつスイッチは知らない。
● はて?
そもそも油圧が異常に高まる事って有るんかい?
オイルポンプ以降でオイル通路が「詰まる」ってことでしょ。
オイル交換を真面目にしていれば起きないでしょ。
(何らかの部品が外れて詰まれば別だけど)。
そもそも、油圧が5k前後かかるオイル通路で樹脂部品に圧が掛かる構造は如何なものか?
警告灯の回路設計思想と言い、油圧系統の部品選択と言い お粗末なんじゃないの?
この車は、117000km走行。
この純正部品を使うなら10万キロ前に交換すべきだろう。
出来れば、小細工(解放弁?)の無いサードパーティ品を使うべきだわ。
流用可能なM14-p1.5のオイルプレッシャースイッチの捜索開始!
つづく