15：00ごろ到着と言う運送会社からの電話で、セカンドガレージのバイクを整理して、箒をかけて・・・。XV750Eの到着を待つ。10分過ぎに来ました、XV750Eが！実車を見るのは何年振りだろう。興奮のあまり、運送会社の人に「コーヒー代」として1000円上げちゃった。
ほれ、これが我がXV750E。出会って25年にしてようやく自分のものになった。アップハンドルなのが泣かせてくれる。どんなオーナーじゃい！！ エンジンをかける。飛び込み式のスターターは元気だ。チョークを引いたら、すぐにエンジンは目覚めた。リアのエキパイ当たりからパフパフ音がする。ブレーキはスポンジーの極み。
何てスリムなんでしょうか。全長とのアンバランスが最高。ウィンカー欠品。手持ちのでかいウィンカーを付けてやろう。
メーターは綺麗。文字盤の赤い部分が白くなっているのが気になるなぁ。キーは二つ付いているが、残念ながら予備キーでは無かった。イグニッション用とそれ以外（タンク、シート）で分かれていたのだ。タンクキャップの開閉もタンク内に錆びも無く良好。
左サイド。シリンダーは黒塗装。XV750Eって黒塗装って有ったんだ。クランクケースは手塗りの銀塗装。実に下手くそでエンジンが可愛そう。左フューエルコックはひとつ追加してある。多分、タンク直付けのコックが壊れているんだろう。
左マフラーとリアアーム。それぞれ歳相応に痛んでいる。アクセントのグラブバーがさび付いている。シーシーバーを取り付けたような跡もあり、前オーナーのセンスを疑っちゃう。
右サイド。あーエキパイが汚い。ケースの錆は・・・こんなもんでしょ。
右マフラーとリアアーム。マフラーの下側が錆びてる。ブレーキロッドも錆びてる。ねじ類も・・。フットレストがここまで摩滅したのを見たことが無い・・・。
インナーチューブは・・・作動域の錆びは無いし、オイル滲みも無い。良かった。でも、作動域の上に錆があるので、目立たない側に向けちゃおう。
シフトロッドは錆び錆び。結構目立つ部分だから、ちゃんときれいにしよう。
破れたシート。補修跡も二箇所ある。強く押すとビリビリと破けるので、表皮を丸ごと変えるしか無いなぁ。何か良い手は無いだろうか・・。
貧弱なブレーキ。ダブルディスクだけど、片側ピストンタイプ。エア抜きすれば、効くようになるのだろうか？
リアサスのリモートコントローラー。売りの一つだけど、錆び錆び。きれいにしてあげよう。
車体はくたびれているものの、先日レストアしたTDR250よりは程度が良いようだ。
写真をとった後、分解を始めたところ、左マフラーのエキパイ接続部の劣化を発見。錆びによる穴あきと肉痩せがひどい。パテ系の補修材じゃ持ちそうに無い。
セカンドガレージに鎮座する宝物二台。両極端な性格の二台。
