フライングフォックス (Flying Fox)
1896~1911 牡 鹿毛 英国産
Orme 鹿 1889 |
Ormonde | Bend Or |
Lily Agnes | ||
Angelica | Galopin | |
St. Angela | ||
Vampire 黒鹿 1889 |
Galopin | Vedette |
Flying Duchess | ||
Irony | Rosebery | |
Sarcasm |
英国で11戦9勝
主な勝ち鞍:英国三冠、プリンスオブウェールズS、エクリプスS、ジョッキークラブS、ニューS、クリテリオンS
2歳時5戦3勝。デビュー戦・ニューS(芝1000m)から2連勝のあと、インペリアル・プロデュースS(芝1200m)で英2000ギニー馬セントフラスキンの半弟、セントグリスに敗れ初黒星。続くミドルパークS(芝1200m)ではアメリカ産馬のカイマンに苦戦し連敗を喫するも、3歳、英2000ギニー(芝1600m)ではそのカイマンを軽く蹴散らし、前年の黒星を帳消しにした。単勝1.4倍、フライングフォックス一色となった英ダービー(芝2400m)で注目を集めたのは仏ダービーを走り終えたばかりのホロコースト。直線、2頭の一騎打ちとなり、ホロコースト手応え十分というところで肢を骨折し転倒、フライングフォックスが勝ちを拾う結果となった。秋にはセントレジャー(芝2930m)を楽勝しギャルティーモア以来史上8頭目の英三冠を手に。4歳、仏国で種牡馬入りしこの地で成功した。名馬テディ の祖父。
参考文献:『世界百名馬』 p.38-39
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