女 | ほんのうみ

ほんのうみ

 ほんのやまにのぼったら ほんのうみにしずみたい  



すこし前に友達のblogで

「女が本当に愛するのは女だけだ」

という書き込みがあった


彼女は自分の日記にしろほんからのフレーズの引用にしろ

きらきらした言葉ばかりふりまいてくれて

わたしが過去に読んだはずの本も

その時はサっと読んで浅いレビューをかくにとどまったけど

その後、彼女がかいたレビューには

ほんとうにわたしがかいたのと同じ本??

と思えるほど素敵な言葉がたくさんこぼれおちていて

あわてて読み直したりしたこともある


わたしもそういう感想を載せれる人になりたい

評論とか深読みとかに拘らず読みやすいけど美しい言葉!


もうひとり素敵なレビューをかいてるひとがいる

GREEでレビューをかいている「ありがと」さんという人

彼の紹介する小説や映画は

どれもこれも読み手に「この作品よみたい!!」と思わせる力がある

チョイスする作品は気取った小難しい作品なんかじゃなくて

時として話題作や漫画にまで及ぶ

でもけっして蔑むような書き方ではなく

基本的に「こういうところがよかった」とかいてあって

なによりその感想に選ぶ言葉が綺麗

趣味があうのもあるのだろうけど・・・


とにかくnatにしてもありがとさんにしても

ああいう文章をかけるひとになりたい




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話がそれたけど

冒頭の「女が愛す女」



今の大学に入ってもう三年目に突入した

正直、友達がいない

女の子でおしゃべりしたり、お昼を一緒に過ごす子はいるんだけど

年齢に引け目を感じるのもあって

ただ一人を回避するために過ごしているという

失礼極まりないけど、女友達とはそういう関係でしかなかった


どちらかというと幾分男子のが腹を割って話せる環境

気づけば一緒にいた女の子達とも疎遠となり

いつもいるのは男の子ばかりになっていった

しかも紅一点とかそういうかんじでもなく

完全に男子の中にいるスカート履いた男子

それがわたし



しかし

とある少人数クラスで少しおくれて入ってきた

すごく美人の女の子がいて

「わー綺麗な子だなぁ」と思ったら

次の授業も同じだったらしく声をかけてくれた

偶然だね、と軽く会話をして別れたら

その後放課後図書館でばったり会うという

まるで運命の恋みたいな出会いをした

留学のために休学をしていて今22歳という

境遇までも似ている


正直、こういう感じでたまに話しかけられるけど

距離を保つ私はそのままだ
しかし彼女は圧倒的に美しかった

名前を聞いて、なかよくしてくださいなんて

となりの高校の生徒に告白する少女みたい


清楚なんだけど地味じゃなくて凛としている雰囲気の子

そう、わたしは一目ぼれをしたんだ


彼女は4年生なので、学校にもあまりいないけれど

これからも付き合っていきたい・・大学でそう思える子に出会えた

正確にはそんな素敵な子はどこにでもいるのだろう

みるか、みないか、なのだ


やっぱり、こういう出会いを見逃さないで、自分に繋げれる

いつでもアンテナをはっていたい

ここじゃ無理、みたいな、きめつけでいた気がする

それは大いなる誤解である


・・しっかし、本当に美人だったぁ!

惹かれる美人は、顔がきれいっていうのも大前提なんだけど

その美人を引き立ててる清楚であり変わりのないオーラ

まさにこれは恋ですよね!!



女の子がメイクしたりファッションに気を遣うのは

実は同性の目を気にしてる、という人が大半なのだという。

自分を省みてもやっぱり女の子に認められるほうがうれしいし

あながち間違ってはないのかもしれない



美しいことがすべてではないけれど

美しくいることで損をすることはないのである





ほんのうみ


誰かの記憶に鮮烈に残る女性でありたい

欲望から解き放たれてありのままを愛でるのが愛ならば

女を愛するのは女なのである