東京では冬の始まりを告げる「酉の市」もはじまり、これから年末にかけて一気に慌ただしくなっていきます。日常生活での転倒防止や運転時のステップの踏み間違い防止などに関係するといわれる「注意力」が今注目されています。
「注意力」は、加齢とともに低下していく記憶力と並ぶ認知機能です。東京歯科大市川総合病院の宗未来准教授が、この「注意力」の改善にアロマセラピーが効果があるという研究発表をされました。
(以下 SAKEI NEWS 10.18より一部抜粋)~65-80歳の男女約120人を無作為に2群に分け、片方の群にはアロマオイル、もう一方には偽薬としてアロマ効果のないアルコールをそれぞれ数滴ずつシールに染み込ませ、衣服の首に近い部分に貼ってもらった。
そのうえで参加者に対し、実験期間の前と後にPPASAT(パサット)と呼ばれる注意機能を調べる足し算のテストを行った。2秒ごとに1桁の数字を読み上げ、読み上げられた数字と、その1つ前の数字を足しては答えていくというものだ。
期間は12週間、シールは朝夕2時間ずつ貼ってもらった。参加者には自身がどちらの群なのかは教えず「香りをかいでもらいます」とだけ伝えた。アロマ群には朝はローズマリーやペパーミントなど活動モードになる香り、夕はオレンジスイートやラベンダーなどリラックスモードになる香りを与えた。その結果、香りをかぐ期間の前と後でテストの正答数を比べたところ、アロマ群が平均で5.80増えたのに対し、アルコールの偽薬群は2.48と統計学的に有意な差が出た。偽薬群でも正答数が増えていたのは、実験前にも1度テストを受けていたことによる「慣れ」や〝効果のありそうな香りをかがされた〟といった心理的な影響の効果とみられる~
急いではことを仕損じます。そんな時こそアロマセラピーで「注意力」を活性化させていきたいです。
