4月。入学式。オレは学校に向かうバスの中、座席に座りゆらゆらと揺られていた。景色の変わりゆく街の様子を、意味もなく車窓から眺めつつ過ごしていると、バスへの搭乗客は、じわじわと増えていった。途中、必死に走るもバスの出発に間に合わず、置いていかれた黒髪イケメン生徒はいたものの、乗り合わせたその殆どの客は、高校の制服を身にまとった若者たちだ。そして気が付くと、仕事に追われフラストレーションを溜めたサラリーマンが、ついうっかり痴漢しちゃおっかな?と間違いを覚えてしまいそうなほどに車内は混雑している。
4月。入学式。オレは学校に向かうバスの中、座席に座りゆらゆらと揺られていた。景色の変わりゆく街の様子を、意味もなく車窓から眺めつつ過ごしていると、バスへの搭乗客は、じわじわと増えていった。途中、必死に走るもバスの出発に間に合わず、置いていかれた黒髪イケメン生徒はいたものの、乗り合わせたその殆どの客は、高校の制服を身にまとった若者たちだ。そして気が付くと、仕事に追われフラストレーションを溜めたサラリーマンが、ついうっかり痴漢しちゃおっかな?と間違いを覚えてしまいそうなほどに車内は混雑している。