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東中亭どテ珍OfficialBlog

元落研で社会人落語をやっている東中亭どテ珍の落語会出演の活動報告や告知がメインで、観に行った落語会や演劇や映画や読んだ本の感想や思いついたネタを書くこともたまにあります。


「珍來~第4回どテ珍・福来勉強会~」
コロナ対策で自粛や中止する公演もありますが、古久堂福来さんと二人での勉強会を開催いたしました

この日の客席
遠方からゲストの麗日茶々さんを聴きに来た方も複数いらっしゃって、ありがたいことにこれまでの「珍來」で一番のご来場をいただきました

こちらは当日プログラム

こちらネタ帳

終演後の記念写真
茶々さん目当てに来てくれた逸脱亭愛歯照さんが撮ってくれたものをいただきました

番組は
オープニングトーク 東中亭どテ珍・古久堂福来
「逆に何歳?」 東中亭どテ珍
「権兵衛狸」 古久堂福来
「小言幸兵衛」 東中亭どテ珍
  仲入
「子煩悩ウォーズ」 麗日茶々
「待ち合わせメール」 東中亭どテ珍
「鴻池の犬」 古久堂福来

まずは福来さんと二人でトーク
私の不謹慎コロナギャグで客席ドン引きの不穏な立ち上がり

福来さん一席目は「権兵衛狸」
福来さんは情景を描くのが上手い
地の語りでオリジナルの工夫をされていたのが挑戦でしたけどおっかなびっくりやっているのが出ていましたね
ここを踏み出すとやる方も聴く方も楽しくなるはずなので今後の福来さんに注目です
福来さん二席目は「鴻池の犬」
こちらも情景を描く上手さが活きる噺でした
狸や犬を違和感を感じさせずにやれるのは福来さんの人柄の良さですかね
こういう噺が合うことはもうわかったので勉強会ではそうじゃない噺をやってもらうようにしようかな(笑)

今回のマドンナ、ゲストは麗日茶々さん
福来さんの紹介で私は初めましてでした
足を怪我されて高座に腰かけての高座でしたが、その骨折の顛末からその後についてのマクラで客席を盛り上げてくれました
自作の新作「子煩悩ウォーズ」もコミカルで優しい世界観で面白くて笑いながら聴いてたのですが、後で聞いたら私の笑い声が客席にも聞こえていたみたいです
「矢文」、「指が入っちゃったからもう一回」、「鬼のパンツ」と自分にない発想や演出が印象に残りました

そして私は「逆に何歳?」「小言幸兵衛」「待ち合わせメール」の三席
とてもあたたかいお客様でどのネタも笑っていただいてとても楽しくできたのですが、大反省なやらかしをしてしまいました

一席目は「逆に何歳?」は第3回の「珍來」でもやってその後にも何回かやってみていつも反応がいいので今年はこれで大会で挑戦してみようと思って大会用に10分にまとめなおしたものです
沢山笑ってもらえてちょっと自信がつきました

三席目の「待ち合わせメール」は私が初めて人前で披露した自作の新作落語です
思い出のネタですが一人語りで落語だけどピン芸に近いテイストなのでネタおろし以降やっていなかったので久しぶりに勉強会でやってみました
この日の雰囲気が良かったからこの噺も笑ってもらえたので色物的なネタが合いそうな出番があったらまたやりたいです

問題は二席目の「小言幸兵衛」
とてもあたたかいお客様でこちらも笑っていただきましたけど‥‥‥‥ヒドかったですね
まず、途中の都々逸の文句がすっと出て来ない、何とか思いだそうとしたけど無理そうだったので諦めて飛ばしました
そしてクライマックスの心中の場面、ここは真言ではなく談志師匠のを参考に天理教でやったのですが、その天理教の文句がまた出て来ないのです
ここはクライマックスなので飛ばすわけにはいかない、2回くらい思い出そうとしてダメだったので結局懐に忍ばせていた台本を出して読んでしまいました
自分でツッコみ入れてギャグっぽくしてお客様を笑わざるを得ない状況に巻き込んで誤魔化しましたけど、完全にやってしまいました

思い起こせば第3回「珍來」の「たちきり」でも仕込みを忘れてその仕込みを出す直前で仕込み直すという失態をしたばかりなんですよね
忘れたけど思い出してフォローした「たちきり」から、忘れて開き直って台本を見る「小言幸兵衛」って、舞台度胸は上がってるかもしれませんけど高座に臨む姿勢としては明らかに後退です
ハプニングはハプニングとして対処できるテクニックを身に付けておいて損はないのでしょうが、そもそもハプニングを起こさない事前準備をしろ、とあらためて自分を戒めます

ということで謎掛けで締めを

「珍來~第4回どテ珍・福来勉強会~」 と、掛けまして

「コロンブス」 と、解きます

その心は、「どちらも目標に到達するまでには こうかいする 必要があるでしょう」(後悔/航海)

次回第5回「珍來」は7月25日(土)です
今度こそ、今度こそ、ちゃんとした高座をお目にかけます