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東中亭どテ珍OfficialBlog

元落研で社会人落語をやっている東中亭どテ珍の落語会出演の活動報告や告知がメインで、観に行った落語会や演劇や映画や読んだ本の感想や思いついたネタを書くこともたまにあります。


7月25日に西日暮里の活ハウスで古久堂福来さんと二人での勉強会「珍來~第五回どテ珍・福来勉強会~」を開催しました。

東京都では新型コロナの感染者が増えていて、都知事は不要不休の外出は控えろと言い、政府は外出しても良いと言う、どうしたらいいのか悩ましい状況でしたのでチラシの右下にも記載の通り、
①完全予約制
②当日は演者もお客様も自宅にて検温実施
③手指の消毒を実施
④お客様は公演中マスク着用必須
⑤換気の回数を増やす
という対策を行っての開催となりました。
この対策は主に福来さんの仕切りです。


当日配布の番組表です。
チラシも番組も制作周りは福来さんにお世話になりっぱなし。

番組は、
・オープニングトーク  東中亭どテ珍・古久堂福来
・落語「道灌」福来
・落語「反対俥」 どテ珍
  仲入(換気タイム)
・落語「夕涼み」 福来
・落語「欠伸指南」  おさむ家左笑(ゲスト)
  仲入(換気タイム)
・余芸(踊り「深川」・「かっぽれ」)  福来
・落語「死神(誉れの幇間)」 どテ珍

活ハウスのネタ帳にも今日の番組が残りました。

こちらは高座から見た会場の様子。
コロナ禍でも7人のお客様にご来場いただけました。
こんな時に来てくれるだけでもありがたいのに良く笑って盛り上げてくれて本当にありがとうございました。


オープニングトーク中と私と福来さん。
高座よりちょっとだけ前に出るのでマスク着用でのトークでした。
撮影はお客さんとして来てくれた逸脱亭愛歯照さん。
大したこと言ってなかったと思いますが、掛け合いの息が合ってきたのか、お客様が優しかったのか、よく笑っていただいて好調な出だしだったように思います。

相方の古久堂福来さん。
一席目は「道灌」はなんと古今亭志ん生の型でした。志ん生のくすぐりにテイストを合わせたオリジナルのくすぐりも入れてお客様も良く笑って聴いていました。

二席目は「夕涼み」。上方の「遊山舟」を移したもので故柳家喜多八師匠がやられていたそうですが、珍しい噺です。
夏らしい噺ですし、情景も浮かぶし、お客様にも大受けでトリにめちゃくちゃプレッシャーをかけてくるとてもよい出来でした。
私の思う今回のベストパフォーマンス賞。

三席目は落語ではなく恒例の踊り。
「深川」と「かっぽれ」。
堂々と踊っていて素晴らしいです。
私も日舞のお稽古していていずれはこういう場でも披露したいんですけど、まだ自信ないですね。


ゲストはおさむ家左笑さん。
普段は小劇場に立つ女優さんであり、「珍來」皆勤のお客様でもありますが、今回はマドンナとして出演。
落語教室で稽古された「欠伸指南」、教室外で初の高座とのことでしたが全然そんな感じはしない楽しい高座でした。

愛歯照さんが撮ってくれた高座の私。

私は一席目は「反対俥」。
これは立川志ら乃師匠の稽古サロンで習った噺で、発表会が中止になってしまったのでこの日がネタおろしでした。
かなり笑ってもらいましたがもっと面白いはず、というところもいくつもあってだいたい稽古で言われてたところだったりしたのでこれから高座にかけながらモノにしていきたいです。

二席目は「死神(誉れの幇間)」。
これは三代目金馬師匠の型で主人公が幇間でサゲも普通の死神とはちょっと違います。
高校の時に一回やったきりでやり手の少ないというか、私はやる人がいるのか知らない噺なので超久しぶりで蔵出ししてみました。
しかし、前半が全然受けない。
テクニックも足りないのだと思いますが、アドリブ的に入れた時事ネタなんかは受けても元の通りのところが苦戦したので台本のアップデートも必要だったかもしれません。
定番ネタでありながら珍しいネタでもあるので、もう一回直して持ちネタにしていけたらいいなと思います。


終演後の記念写真①コロナ対応ver.

記念写真その②通常ver.

こんなご時世ですが開催できてお客さんに笑っていただいてとても楽しかったです。

年内にもう一回やる予定なのでその時にはもっと世の中が落ち着いていていますように。

といつことでそろそろ謎掛けで締めたいと思います。

「珍來~第五回どテ珍・福来勉強会~」 と、掛けまして

「尖閣諸島」 と、解きます

その心は、「どちらも かんせん の侵入は許しません」(感染/艦船)

これから2週間、演者もご来場のお客様も何事も起こらずに過ごせますように。