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東中亭どテ珍OfficialBlog

元落研で社会人落語をやっている東中亭どテ珍の落語会出演の活動報告や告知がメインで、観に行った落語会や演劇や映画や読んだ本の感想や思いついたネタを書くこともたまにあります。

7月6日の土曜日にいつもお世話になっている玉井亀鶴さんのお誘いで第8回「愚者の会」にゲスト出演させていただきました

会場はお江戸両国亭


こちらがチラシ兼当日パンフレット

番組は
オープニングサイコロトーク  万年堂きさ馬・玉井亀鶴・有借亭圓さん
落語「親子酒」いやし亭おれお
落語「オレオレ介護(自作新作)」万年堂きさ馬
落語「五人廻し」有借亭圓さん
    仲入
落語「しっくすせんす」東中亭どテ珍
講談「しあわせ運べるように(自作新作)」玉井亀鶴



サイコロの出た目のお題についてサイコロを振った人が1人で喋るサイコロトーク中のきさ馬さん、亀鶴さん、圓さんさんのお三方


開口一番のいやし亭おれおさん
毎月の立石落語会で揉まれているからかしっかりと落ち着いた口調で聴きやすい「親子酒」でした


万年堂きさ馬さん「オレオレ介護」
タイムマシンで若い頃の自分を連れてきて老人になった自分を介護するという時事問題と「ドラえもん」を思わせる設定とを上手く組み合わせるお見事な発想の新作で面白かったです


有借亭圓さんさん「五人廻し」
それぞれのキャラクターをキッチリたてられていてしっかり味付けされていて面白かったです
長い噺を面白さを損なわずにスッキリ刈り込む手際もお見事でした


トリの玉井亀鶴さん「しあわせ運べるように」
阪神・淡路大震災を経験した臼井真さんの同名の本をもとに亀鶴さんが作られた講談だそうです
一冊の本を30分の聴きやすい講談にまとめられていてとてもいいお話でしたし、こういう人がいてこういうことがあったことが講談を通じて知られるというのもとてもいいことだと思いました


こちらは私が上がった時の高座からの風景
私は仲入明けのヒザで「しっくすせんす」をフルバージョンでやらせていただきました

どのネタにするかは正直かなり迷いました
本当は七夕が近いので七夕を扱ったちょっといい話の「七夕親子」を本命、ワード的に一番センセーショナルな「君がおしっこするところを見たい」を対抗に考えていて「しっくすせんす」の優先順位はかなり下でした
ただ、番組を見ると亀鶴さんが新作で内容までは知りませんでしたが現代を語るということがわかり、きさ馬さんはタイトルと普段のネタからしておそらく現代ものの新作であることは予想できたので、そうなると古典が圓さんさんだけで開口一番のおれおさんが古典にしても古典サイドが薄いように見えます
なので古典をやることもちょっと考えましたが、それだと私がゲストの意味がないし(実際楽屋で亀鶴さんに新作でお願いしますとリクエストもいただきました)、ということで古典の登場人物が出てきて世界観が古典落語っぽい新作の「しっくすせんす」が全体のバランスを取りつつ自分の色を出せる噺かなと最終的に判断しました

他の噺の方が良かったのかどうかわかりませんが、お客様にも良く笑っていただき悪い選択ではなかったのではないかと思います

それよりも反省しなければいけないのは自分の看板の弱さです
以前私が客として来たときにはこんなに空席はありませんでした
もっといっぱい入っていて凄い会だな、と思ったものです
それが会の集客+ゲストの集客でなされていたのだろうというのことを自分がゲストとして呼んでいただいて思い知りましたし、折角呼んでいただいた愚者の会のお三方には申し訳なく思います
色んなところに呼ばれるようになるためにも、芸の腕だけじゃなく、どテ珍が出るなら行ってやろうかと思ってくれる人を一人でも増やさしていきたいなと思いました

で、人望ってどうやったら上げられるんですかね

という反省はありつつも、愚者の会の素晴らしい演者の皆さんとご一緒させていただいけたことは嬉しかったです
打ち上げでもっとゆっくりとお話ができたら良かったんですけど先に失礼してしまい申し訳なかったです
 また、プロも上がるお江戸両国亭の高座に上がり、プロと同じ楽屋で過ごす体験も私にとってはとても貴重なものでした
今回過分にいただいてお返しできなかった分は、いずれご恩返しできるようになりたいと思います


といったところでいつも通り謎掛けで締めたいと思います

「愚者の会」 と、掛けまして

「お腹の中の赤ちゃん」 と、解く

その心は、「とてもいいところですけど早く成長して また 出たいです」(又/股)