50代からの資産運用の考え方!年金不安にどう対処するか?
大阪のファイナンシャルプランナーみやっちです!
いつもご覧いただきありがとうございます!
ここ数年、新NISAのスタートもあり
資産運用の相談が本当に増えました。
「毎月いくら積み立てればいいですか?」
「S&P500と全世界株式、どちらがいいですか?」
「65歳までに2,000万円作れますか?」
皆さん、とても熱心に勉強されています。
でも、私は相談を受けていて、いつも感じることがあります。
多くの方は『お金を増やすこと』は真剣に考えていますが、
『お金を使うこと』までは考えていません。
実は、そこが資産運用で一番大切なポイントではないでしょうか。
私は資産運用には二つの期間があると思っています。
一つ目は、「積み立てながら運用する期間」
現役時代に毎月コツコツ積み立て、資産を育てる期間です。
新NISAやiDeCoは、この期間を支える素晴らしい制度です。
どの商品を選ぶか。
毎月いくら積み立てるか。
どれくらいの利回りを目指すのか。
ここは皆さん本当によく勉強されています。
しかし、もう一つ忘れてはいけない期間があります。
それが、「取り崩しながら運用する期間」
です。
人生100年時代は「下り」の方が長い
例えば65歳で仕事を引退し、100歳まで生きるとすると、老後は35年間あります。
つまり、資産を使う期間は30年以上になることも珍しくありません。
私は資産運用を登山に例えることがあります。
山頂を目指して登るのが積立期間。
でも、登山は山頂に着いたら終わりではありません。
無事に下山して初めて成功です。
資産運用も同じです。
65歳で2,000万円や3,000万円できたから終わりではありません。
そこからどう運用し、どう取り崩し、人生を豊かに過ごしていくか。
こちらの方が、実は難しいのです。
例えば55歳から65歳までの10年間、
毎月10万円を積み立て、年4%で運用したとします。
積立元本は1,200万円です。
これが年4%で運用できた場合、65歳時点では約1,470万円になります。
ここまでは、多くの方がシミュレーションされています。
では、その先はどうでしょうか。
65歳以降も年4%で運用を続けながら、100歳まで35年間取り崩すとすると、
毎月約6万5千円を受け取り続けることができます。
35年間で受け取る総額は、
約2,730万円。
積み立てた元本は1,200万円です。
もちろん、この中には運用益も含まれています。
つまり、
「増やしながら使う」
という考え方によって、資産は人生を支え続けてくれるのです。
※これは年4%で運用できた場合のシミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません。
「どの商品を買うか」より大切なこと
相談を受けていると、
「どの投資信託が一番いいですか?」
という質問をよくいただきます。
もちろん商品選びは大切です。
しかし私は、それ以上に考えていただきたいことがあります。
・何歳まで働く予定なのか。
・何歳から取り崩しを始めるのか。
・毎月いくら必要なのか。
・100歳まで資産を持たせたいのか。
・子どもや孫へ資産を残したいのか。
こうした「出口」を考えずに商品だけを選んでも、本当にその人に合った資産運用とは言えません。
最近は新NISAが注目されています。
もちろん、私も非常に良い制度だと思っています。
一方で、変額年金保険という選択肢にも、改めて注目してもいい時代かもしれません。
変額年金には、
積み立てる期間と、
年金として受け取りながら運用を続ける期間。
この両方を一つの仕組みとして考えられる商品があります。
もちろん、手数料や保証内容などは商品によって異なりますし、すべての方に向いているわけではありません。
しかし、
「資産形成」と「資産活用」を一体で考える。
そんな発想は、とても参考になると思います。
FPの役割とは
私はFPの仕事は、金融商品を紹介することだけではないと思っています。
その方の人生を考え、
いつ積み立て、
いつ使い始め、
どのように取り崩していくのか。
そこまで設計することが、本来のFPの役割ではないでしょうか。
最後に
私は資産運用を一言で表すなら、この言葉になります。
資産運用は山登りではありません。
積み立てながら運用する「登り」と、取り崩しながら運用する「下り」。
その両方を考えて初めて、本当の資産運用になります。
新NISAが普及した今だからこそ、「どう増やすか」だけではなく、「どう使いながら運用するか」という視点も持っていただきたいと思います。
お金のゴールは、資産額ではありません。
安心して人生を楽しみながら、お金を使い切ること。
そのためのお手伝いをすることが、私たちFPの本当の仕事だと私は考えています
㈲FPフレンズ https ://www.fp-friends.co.jp
~おかげさまで実務歴29年法人化21年 大阪の老舗FP事務所~
株価上昇 単純には喜べない事情
いつもご覧いただきありがとうございます!
最近の株式市場、本当に強いですね。
日経平均も世界の株価も、多少の下落はあっても大きな流れでは右肩上がり。
新NISAの影響もあり、
「投資しないと損」
そんな空気すら感じます。
ですが今日は、少し違う視点から今の経済を見てみたいと思います。
素朴な疑問ですがなぜ株価だけが上がり続けるのかということ!
今、世界中で起きていることは非常にシンプルです。
それは世の中にお金が余りすぎているということです。
コロナ以降、各国は景気を支えるために大量のお金を市場に流しました。
日本もそうです。アメリカもそうです。
低金利、金融緩和、給付金
世の中に大量のお金が供給されました。
本来なら、そのお金が実体経済にしっかり回り、
給料が上がり、消費が増え、景気が良くなるのが理想です。
しかし現実はどうでしょう?生活は楽になったでしょうか?
むしろ、
物価は上がる
社会保険料は増える
税負担も重い
将来不安は強い
こう感じている人の方が多いのではないでしょうか。
お金持ちはに所にお金は集まる!よくそんなことを聞きます!
ここが今の経済の大きなポイントです。
余ったお金は、最終的に株式市場や不動産市場へ流れ込みます。
すると、
株を持っている人はさらに資産が増える。
不動産を持っている人はさらに豊かになる。
一方で、
資産を持たない人は、
上がった物価だけを負担する側になってしまう。
つまり今起きているのは「インフレ型の格差拡大」です。
昔の格差は「年収格差」でした。
しかし今は違います。
資産を持っているかどうか
これが人生に大きな差を生む時代になっています。
なぜ「投資ブーム」が起きるのか?
物価が上がる時代、預金だけではお金の価値が目減りします。
だから多くの人が、
「投資しないと将来が不安」
と感じ始めています。
つまり現在の投資ブームは、
将来への期待というより、生活防衛意識の高まりにあると言えます!
これは非常に重要なポイントです。
本来、投資は余裕資金で行うもの。
しかし今は、
「やらないと置いていかれる」
そんな焦りの中で投資を始める人も増えています。
AI時代でさらに加速する格差にも注意が必要です!
これから先の時代
AIを使いこなせる人。
情報を整理できる人。
学び続けられる人。
こういう人はどんどん生産性が上がります。
逆に、
情報に振り回される人
SNSで不安を煽られる人
思考停止で流される人
との差は、さらに広がる可能性があります。
つまりこれからは、
「金融格差」+「情報格差」の時代です。
私はFPとして、投資自体はとても大切だと思っています。
ですが一番危険なのは、
「みんながやっているから」
という理由で動くことです。
相場は永遠に上がり続けるわけではありません。
過去を振り返れば、
バブル経済崩壊
ITバブル
リーマンショック
コロナショック
必ず大きな揺り戻しがありました。
だから大切なのは、お金を分けて
生活防衛資金を持つこと
無理な投資をしないこと
長期目線を持つこと
情報に飲み込まれないこと
だと思います。
今の株高は、景気が良いからだけで上がっているわけではありません。
余ったお金の行き場として株式市場に資金が集まっている側面も大きいのです。
だからこそ、
「株が上がっている=みんな豊か」
ではありません。
むしろ今は、「資産を持つ人と持たない人の差」
が静かに、しかし確実に広がっている時代なのかもしれません。
これからの時代は、
何を買うかより
どう生きるか。
お金に振り回されず、
冷静に時代を見る目を持つことが、何より大切だと感じています。
㈲FPフレンズ https://www.fp-friends.co.jp
言葉のストック
大阪のファイナンシャルプランナーみやっちのブログです!
いつもご覧いただきありがとうございます!
今日は「人生の格言」について書いてみます。
仕事をしていく中で
どんな言葉を心に置いているかはとても大切だと思っています。
人生には、良い時もあれば悪い時もあります。
仕事が絶好調の時もあれば、何をやってもうまくいかない時もある。
そんな時、自分を支えてくれるのが「言葉」です。
私は今年で実務歴29年目。法人にして21期目がまもなく終了します!
住宅ローン相談、保険相談、資産形成、相続、法人相談…。
本当にたくさんのお客様と出会ってきました。
嬉しいこともたくさんありましたが、当然しんどい時期もありました。
でも、その度に自分を支えてくれた言葉があります。
今日は、私が仕事や人生の中で大切にしている言葉を書いてみます。
① 幸せはいつも自分の心が決める
どれだけお金があっても、どれだけ成功していても、本人が幸せと思えなければ意味がありません。
逆に、小さな幸せを感じられる人は強い。
美味しいご飯を食べる。
愛犬と散歩する。
家族と笑う。
そんな日常の積み重ねこそ、本当の幸せなのかもしれません。
② 一生勉強 一生青春
年齢を理由に成長を止めたくない。
新しい知識を学び、時代を知り、人の考えを知る。
学び続ける人は、年齢に関係なく若いと思います。
特に今はAIやSNSなど時代の変化が速い。
だからこそ、柔軟な頭を持ち続けたいと思っています。
③ してあげたことは忘れる してもらったことは忘れない
人間関係で一番大事にしている言葉です。
「これだけしてあげたのに…」と思い始めると苦しくなる。
逆に、してもらったことを忘れない人は、人に恵まれる気がします。
感謝を忘れない人には、自然と人が集まる。
29年仕事をして、本当にそう感じます。
④ 10年想い続けた夢は必ず叶う
夢はすぐには叶わない。
でも、想い続けた人だけが夢に近づける。
途中で諦めないこと。
地味でも続けること。
結局、最後に強いのは“継続できる人”なのだと思います。
⑤ 夢叶う 想い強ければ
最後は“熱量”。
本気の人には、不思議と人も情報も集まってきます。
「なんとなくやりたい」と
「絶対やりたい」は全く違う。
人生を動かすのは、強い想いなのだと思います。
⑥ お金は貯めるものではなく使うもの
もちろん貯蓄は大切です。
でも人生には、「今しかできない経験」があります。
年齢を重ねると、
行きたくても行けない場所、
食べたくても食べられないもの、
会いたくても会えない人が増えていきます。
だから私は、良い経験にはお金を使いたい。
旅行でも、食事でも、人との時間でもいい。
経験は人生を豊かにしてくれる“資産”だと思っています。
⑦ 悪い時はどうもがいても悪い 良い時は何をしなくても良い
人生には流れがあります。
何をやっても上手くいかない時期もある。
逆に、不思議なくらい追い風が吹く時期もある。
ただ、大事なのは「悪い時をどう過ごすか」。
腐らず、焦らず、自分を磨き続ける。
その時間が、後で必ず生きてきます。
⑧ 当たり前のことを当たり前にすればお客様が生かしてくれる
約束を守る。
連絡を返す。
時間を守る。
丁寧に対応する。
派手ではないけれど、一番大事なこと。
当たり前のことを当たり前に続けることで、お客様が僕を生かしてくれている。
29年間、この仕事をしてきて強く感じることです。
⑨ お客様が僕を選ぶ権利があるように 僕もお客様を選ぶ権利がある
昔は「全員に好かれないといけない」と思っていました。
でも今は違います。
価値観が合う人。
信頼し合える人。
長く付き合える人。
そういう関係が、お互いに幸せなのだと思っています。
⑩ 年をとると若い世代を真似する必要はない
無理に若作りをする必要はない。
同じ時代を生き、同じ景色を見てきたお客様がいる。
だからこそ、年齢を重ねた自分だから伝えられることがあると思っています。
⑪ 焦りは禁物
焦ると判断を間違えます。
特に今はSNSやAIで、周りがすごく見える時代。
「あの人は成功している」
「自分だけ取り残されている」
そんな風に感じることもある。
でも、人には人のペースがあります。
コツコツ積み重ねたものは簡単には崩れません。
⑫ なるようにしかならない
もちろん努力は大切。
でも、どうにもならないことまで背負いすぎると心が壊れてしまう。
だから、できることをしたら、あとは流れに任せる。
そのくらいの“力の抜き方”も人生には必要だと思います。
⑬ 迷ったら楽しい方へ行け
楽しい道にはエネルギーがあります。
もちろん困難もある。
でも、自分が「やりたい」と思った道で出会う困難は乗り越えやすい。
逆に、嫌々やる苦労は心を削ってしまいます。
だから迷った時は、心がワクワクする方を選びたい。
⑭ 弱みを見せられるのは強み
昔は「弱音を吐いてはいけない」と思っていました。
でも、本当に強い人は、ちゃんと人に頼れる人だと思います。
世の中には、
「頼る人」と「頼られる人」がいます。
でも実は、頼ることのできる人の方が強い。
一人で抱え込みすぎると、人は壊れてしまう。
だからこそ、
しんどい時に「助けて」と言えること。
弱みを見せられること。
それは決して弱さではなく、“人としての強さ”なのだと思います。
⑮ お金で買えるものより お金で買えないものが本当に大事
健康。
時間。
人との繋がり。
思い出。
最後に人生を振り返った時、本当に大切なのはそういうものなのかもしれません。
29年この仕事をしていると、保険やお金の相談だけではなく、人生相談を受けることも増えました。
お金の知識はもちろん大事。
でも最後は、「どう生きるか」。
これからも、お客様と一緒に人生を考えながら仕事をしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!

