今日はレイアウトの話をします
チラシを作る
それは技術的に言うと
決められた大きさの紙面の上に
どう「要素」を並べるのか
つまりどうレイアウトするか
と言うことに尽きる。
紙が縦長の場合
レイアウトはどうすればいいのか?
ズバリ言おう、上から下へ
ズドンと配置すればいい
僕はこの配置をストレートと呼んでいる。
※このチラシ作りの記事はコチラから
肝は一番、目を引く写真を
わかりやすい紙面の上側に置くこと。
シンプルに
メッセージが伝わる写真を選ぼう
これを「キービジュアル」と呼ぶ
ちょっと遠めに見ても
何の写真か、
何をしているのかが分かる!
これが重要です
さらにインパクトがあればうれしい
写真の代わりに文字でもいいけど
ちゃんとイメージが伝わるように
デザインすること。
今の流行は手書き文字にすること
そして、
タイトルもシンプルにいこう!
意図があっての長文は
あるかも知れないが
セール目的なら短くシュっとさせる
このチラシのタイトル
「どら焼き」の文字を左に寄せているのは
写真とのバランスをとっているからなのだが
どら焼きの商品が右にあるから
左が余っていてタイトルの位置が
ちょっとスカスカなので
タイトルを収めたのだ
この法則は誰に教わったのでもない
色々なものを見てきた僕のバランス感覚だ。
とにかくタイトルはシンプルさが大切。
どら焼きの写真が美味そうだと思ったら
中身を読んでくれる人は多い。
読んでもらえるように
説明文は天地の中央
に置いてみた。
この「説明文」のレイアウトはとても単純。
お気づきのように
もっといろいろな表現方法がある。
例えば段組にして右と左で
左は「どら焼きの説明」右にはその他の
代表的商品の説明も可能だ。
このスペースをどう収めるのか
デザイナーとしても悩みどころだ
あまり欲張りすぎるとごちゃごちゃするし
シンプル過ぎると寂しい。
格調高くいくなら、シンプルな方がいいが
価格訴求なら詰めてごちゃごちゃした方が
賑わい感が出る
この辺りはターゲットが誰で
どういうことを訴求しないといけないかで
決まる
そしてページの下部にある
電話番号と地図へと誘導する
電話番号や住所・マップは必須だが
※マップはお店など小売・飲食店の場合のみ
地図を左に置いたり、見せ方を
変えることも十分にできるが
注目してほしいのは
電話番号を相当強調している
ところだ。電話がかけてほしければ
電話番号を必ず強調すること!
構造としてストレートのレイアウトは
とてもシンプルだ
だけれども実は一番伝わる。
もちろんデザインを凝らした
構造をつくれなくもない
例えば斜めに切って
視線誘導をして複雑な流れを
構成することもターゲットとコンセプトを
考えればありうる。
しかしチラシはチラシなのである
瞬間的に書いてあることを
ユーザーに理解させて
「すげー」「うまそう!」って
思わせられなかった段階で紙屑と化してしまう
だからすぐにわかるストレートがいいのだ
まとめておこう 横書き縦長のチラシでは
①目を引く写真を上に置く
②説明文は真ん中に置く
③電話番号や住所・マップは下部に置く
④電話番号など反響受付の媒体は強調する
後の要素配置は枝葉末節の話。
余程のことがない限り、①~④が守れていれば
チラシの合格点はとれる。
次の記事はこちら >間違えない出稿作業(前半)
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