桜の花を補正する(後半) | Photoshop/Illustratorで学ぶ初心者向けDTPLesson

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初心者でもクリエイターになれる
イラストレーター、フォトショップを使ってモノ創りをしながら学ぼうという講座です

<<< 桜の花を補正する(前半)は コチラ >>>

 

桜の花だけを

ピンク色にするには

いくつかの方法があります

 

今回は「レベル補正」で「R(レッド)」を

強めてピンク色にしようと思いますが

 

そのために花びらだけの選択範囲

作ります。

 

自動選択ツールを選びます

オプションバーで以下のように設定します

 

◎サンプル範囲を31ピクセル四方の平均

1回のクリックで選択できるピクセルの色を多くできます

 

◎許容値を15

クリックしたピクセルと選択できる範囲の広がりを

決めます。デフォルトは32.

数値が大きくなればなるほど

たくさんのピクセル範囲が選べます

 

◎アンチエイリアスにチェック

ギザギザの低減ができますので
常にチェックでいいと思います

 

◎隣接にチェック

「画面上のクリックした位置と

同じ色(許容値の範囲にある色)で

つながっているピクセルのみを

選択していく」

という意味で、同じ色の範囲であっても

離れている部分は選択されません。

 

Shiftキーを押しながら花を

クリックしていきます。

Shiftを押すのは「選択範囲に追加していく」

という意味です。

選択し終えたら、

もう一度 調整レイヤーで

「レベル補正」を選びます

今度は属性パネル(上図参照)の

チャンネルからレッドを選び

「ハイライト」白いスライダーを

に寄せてみましょう

 

また真ん中にある

「中間調」グレイのスライダーも

へ寄せてみましょう

 

花がピンクになります

 

次に空の色を水色にしていきましょう

レイヤーパネルの下部にあるアイコン

調整レイヤーをクリックし

「塗りつぶし」を選びます

空の色は R:224 G:243 B:253 に設定します

 

レイヤーパネルで

さらに描画モードを「比較(暗)」にして、

透かした感じにしておきたいので透明 59%

とします。

 

描画モードの「比較(暗)」

元の絵の色と、

描画モードが設定された

レイヤーの色と明暗を比較して、

暗い方を取るという描画モードです。

 

この写真の場合は空が白なので

空の白と重なる部分は水色になります。

 

花の部分は、

目分量ですが花より空の色を薄くしたので

花の方が暗く、重なる部分には花の色が残る

という仕組みです。

 

これで完成です。

 

こうした着色は僕の意識では

色調補正というより「絵作り」ですね。

 

でもPhotoshopを使えば

写真を自分のイメージに合った

ものに作り替えられるぞ

ということなんです。

 

<<< 桜の花を補正する(前半)は コチラ >>>

 


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