桜の花を補正する(前半) | Photoshop/Illustratorで学ぶ初心者向けDTPLesson

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初心者でもクリエイターになれる
イラストレーター、フォトショップを使ってモノ創りをしながら学ぼうという講座です

ちょっと季節外れですが、

桜の花を補正してみたいと思います。

この写真は

空が白いし、桜の花も薄いので

少し寒々した、感じもあります

 

色を補正して、下図のように春っぽい

ピンク・ピンクな感じにしてみましょう。

とても温かな感じがしてきますよね

 

Step1 Photoshopで写真を開く

Photoshopでこの写真を開いてみましょう。

レイヤーは補正完了後のものですので、

開いたときは「背景」レイヤーのみです。

 

色を変えていく加工には

様々なやり方があると思いますが

今回は…

 

「全体の明るさ調整」→

「桜の花の赤みを増す」→

「空を青くする」

 

のステップでいきたいと思います

 

補正の実務を行う前に

目的の絵にするのに

どの機能を使うのかを

概ね考えておきます。

 

最初に計画した補正が

やってみて

うまくいかないことも

たくさんありますので

 

Stepをちゃんと考えて

ダメなときは

このステップ全体を

考え直すのも

ありだと思います

Step2 全体の明るさを調整する

レイヤーパネルの下部にある

「調整レイヤー」のアイコンを

クリックして

「レベル補正」を選択します

 

レベル補正は写真全体の明暗を

補正するツールです

 

属性パネルが表示されます(上図)

 

この写真は白っぽいので

ヒストグラムを見ると

ピクセルの山は

グラフ右側に偏っています

 

※ヒストグラム

(属性グラフの中央上にあるグラフ)

 

写真のピクセルを分析して、

明るさのレベル毎に

どれだけのピクセル数があるかを

棒グラフで示したもの

 

グラフの横軸、中央部分が

一番高く、その左右に

ピクセル分布が広がって

山形になっていると

明るさの分布的には

きれいな画像と言える

 

この画像の左端

「シャドウ」(暗い部分)には

ピクセル分布がないので

シャドウのスライダー

(最初は左端にある黒いスライダー)を

右にドラッグして寄せます

 

黒いスライダーを止めた位置の

ピクセルが補正後の

一番暗いピクセルとなるので

画像全体が締まってきます。

 

何事もやりすぎはよくありません

変化する写真をしっかり見て

「きれいだ!」と思える位置で止める

答えを自分で見つけ出して下さい

 

何度でもやり直せるので

気が済むまで調整してください

 

まずは全体の明るさを調整する!

これが結構、重要です

 

明日はピンク色にして

空の色を変えていきましょう

 

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