前半でつくった地図(下図)
この地図に文字をいれていきましょう
文字 フォントは小塚ゴシック(ProでもPR6Nでもどちらでもいい)
ファミリーは 「R」 6pt カーニグ・トラッキングなし
任意の場所で 「十三筋」 と入力します。
※最終的に「この名称」は道路の上に配置しますが、
文字ツールで道路の「線」をクリックしてしまうと、
せっかくの道路を文字オブジェクトに変えてしまうので要注意!
なので、影響のない場所で文字入力してから
配置する位置へ移動してくるようにします
文字の角度を道路に合わせていきますが、
その前にオブジェクトの角度について学んでおきましょう。
道路のオブジェクトを選んで変形パネルを表示させて下さい。
変形パネルを見るとこの道路の角度は約166度です。
166度は水平を0度と見て左周りで回転する角度です
(下図説明参照)
逆にいえば真反対は180度ですから
差分14度をマイナスすれば同じ角度という言うことでもあります。
文字の場合は基点(左揃えの場合は左端)が回転の中心に
なるので、-14度にすると道と同じ角度になります。
文字オブジェクト「十三筋」を選んでおいて、変形パネルで-14度に
設定、道路の上に配置してください。
続いてそれぞれの文字を入れていきます。
フォントは小塚ゴシックで、カーニング・トラッキングは設定してません。
フォントのファミリーと文字サイズは以下の通りです。
花月堂: H 9pt フレンドリー商店街: R 6pt
「176号線」は縦書きです。
ツールを「文字(縦)ツール」にします
入力すると下図のように176は寝ています。
縦中横で176だけを横書きにしましょう
176を文字ツールでドラッグして
文字パネルのメニューから 「縦中横」を選択します。
「縦中横」を選択すると下図のようになります。
道路の上に配置しましょう
次に駅名を打とうとしてクリックすると「縦書きのはずなのに、
文字がヨコ書きになっている!とびっくりすると思います
しかしこれは「縦中横」の設定が残っているだけです
もう一度、文字パネルのメニューから「縦中横」を選び
設定を解除しておいてください。
このように文字が自分の思い通りの表現にならないときは
文字パネル、文字パネルメニューを見て
設定を確認するようにしましょう。
「阪急十三駅」「西口」を 小塚ゴシック R 6pt で入力してそれぞれ配置します
要素が全部揃ったら、Shift を押しながら、オブジェクトをひとつひとつクリックして
選んでください。
※ドラッグするとカコミや他のオブジェクトも選んでしまうと思うので
ひとつずつクリックしていきましょう
地図の要素全部を選び終えたらグループ化しておきます。(下図)
はみ出た部分をクリッピングマスクで隠します
そのためのオブジェクトとして地図の範囲を決めていたガイドを
利用しましょう。
ガイドのロック解除 shortcut「 Alt + Ctrl + : 」
ロック解除したら選択ツールでガイドを選択します
ガイドを解除します shortcut「 Alt + Ctrl + 5 」
ガイドの解除はオブジェクトをガイド化した後で
そのガイドをもとのオブジェクトに戻す機能です。
不用意にガイドを動かしてしまわないように、ガイドをロックしておきます
ガイドのロック shortcut「 Alt + Ctrl + : 」
ガイドのロック・ロック解除は同じshortcutです。
ロックされている時はロック解除、ロック解除の時はロックになります
このガイドは地図のカコミのオフセットから作られましたので
カコミと同じ色です。
しかし地図よりも先に描かれたので背面にいます。
このオブジェクトを最前面にもっていきましょう
最前面への移動 shortcut 「 Ctrl + Shift + ] 」 (下図)
Shiftを押しながら左側にはみ出た道路をクリックして
地図の要素と地図を描く範囲のオブジェクトを一緒に選びます(下図)
オブジェクト上で右クリックにある
「クリッピングマスクを作成」をクリックします
クリッピングマスクが掛かって道路のはみ出た部分を
見えなくしてくれました。
これで地図の完成です。
そしてチラシデザインもできあがりました。
次回は出稿手順について説明します
次の記事はこちら >一番伝わるレイアウトはストレートだ!
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