すでに紹介した話としては、中国共産党の上層部が不安定化していると次々と重要人物が行方不明になっているっていう話ですね。アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に似ているというようなことを言って、中国軍の幹部に何か異常があったということをアメリカは知ってますよというメッセージを出しておりました。

 

そして今回ご紹介したいのは、もうご存知の方も多いと思うんですが、日本の処理水放出についてですね。これは汚染水だと日本が海を放射能で汚染してると散々宣伝して、日本の水産物の輸入を禁止しているわけなんですが、輸入禁止の後にですね、中国船がやってきて魚取りまくってるってわけですね。それはアメリカの大使が英語と日本語でツイートして、わけなんですけれども、こういう情報発信にはですね、2つの大きな効果があると思います。

 

まず1つ目はですね、中国っていうのは言ってることとやってることが全然違うんだっていう認識を広める効果ですね。今、中国共産党はですね、日本が海洋汚染をしているという宣伝を一方的に世界中でやっております。ですから、事情を知らない人が共産党の宣伝だけを聞いたら、ですね、日本が何かヤバイことやってんじゃないかって勘違いする可能性があるわけですよね。日本から水産物を輸入禁止にしないとまずいぐらいやばいことになってんのかって勘違いするわけですけども、その一方で中国は魚取りまくってるって話が出たら、共産党って一体何なのと悪質な宣伝してるだけじゃないかということがバレますよね。ということで、一方で海が危ない危ないって言いながら自分たちは魚取ってるっていう話。俺はですね、中国共産党の宣伝活動の効果をぶっ壊すという意味では、ですね、すごく重要な情報になってくると思います。

 

そしてもう一つ別の意味での効果っていうのも考えられます。今、中国国内にはですね、中国共産党の宣伝に煽られている人も結構たくさんいるわけです。共産党は日本のせいで海が放射能汚染されてるって話を広めてますから、海の魚食べたらやばいんじゃないかって思ってる人結構いるわけですよね。そんな中で、中国船が海の魚を取ってるっていう情報が流れた場合、共産党は中国国内でも同じように宣伝しているんじゃないかって疑念を持つわけです。なぜかって言うと、中国では食の安全っていうのが確保されていないんですよ。中国には金さえ儲かれば中国人の健康とかどうでもいいと思ってるような企業がありますんで、例えば中国製の粉ミルク飲んでとんでもない健康被害が出た事件もありましたし、魚とかカニを養殖する時にとんでもない量の薬物をまいてるとか、本当は食用として流通させてはいけないような豚肉を書類を偽造して流通させてるとか、そんなのいっぱいあるんですよ。

 

中国では食べ物には様々な危険があるっていうのが常識になってますんで、本当は食べたらやばいようなものが流通してるんじゃないか、下手すると自分が掴まされるんじゃないかっていう疑念があるんですね。なので、中国漁船が海で魚取ってるって話を聞いたら、共産党の宣伝を信じている連中は、魚を食べると放射線にやられるんじゃないかって警戒して、海の魚を敬遠する可能性があるんです。これはこれで、中国の業者にとっては、壊滅的なブーメランがぶっ刺さるっていうことを意味するんですよ。

 

中国漁船が魚を取ったら、それを中国国内で保管したり流通させたり販売したりするっていう業者がずーっと下流にたくさんあるわけですね。だけど共産党が海は危ない危ないって言いながらその海から魚を中国漁船がとってきてるっていう情報が入ってくれば、中国人が警戒する。そうなると、海の魚に関係している商売全体が大きなダメージを受けるわけなんですよ。なので、こういう情報っていうのは、アメリカ大使だけに任しとくんじゃなくて、日本からも積極的に、危ない危ないって言いながら中国漁船が今でもたくさん魚を取ってるんだけどどういうことなんだ、と積極的に情報発信していくべきです。

 

もちろん日本語だけではなくて英語、中国語でガンガン出していっていいと思いますね。アメリカ大使が言ってくれてありがとうじゃないんですよ。日本人としては、中国共産党って言ってることでやってることが全然違うだろうっていうもうはっきりとした証拠がある時に、ですね、日本側も中国に対してカウンターをかますべきです。何やっても日本は黙ってると中国共産党がなめてるから、中国共産党は特に日本を攻撃してくるわけです。

 

日本国内にはですね、歴史上を日本が中国に迷惑かけたから、中国共産党の言い分に道理があって、日本は下手に出なきゃいけないんだとか思ってる人いるかもしれないんですけども、それ全然違いますからね。歴史を振り返ればですね、イギリスなんてもう、中国を含めて世界中でいろいろやらかしてきた国です。まあちょっと余談になっちゃいますけれども、今パレスチナとかでもめてんのも、ヨーロッパの国のせいですからね。難民が大量に発生するのも、元はといえば、ヨーロッパの複数の国に責任があるわけですよ。なので、日本の難民の受け入れが数が少ないとかっていうのも、とんでもない言いがかりなんですよ。難民が大量に発生する原因を作った国が受け入れるって言うんだったらわかるけど、も日本は関係ないのに、難民受け入れろとかおかしな話なんですよ。

 

そして、日本国内にそういうおかしい話に同調する人がいるっていうのがまた、これはですね、日本の大きな問題の一つですね。外国から要求されるとよく考えずにそれに同調する人が日本の国内に出てくるっていうのはですね、やっぱり情報不足ってこともあると思います。

 

ヨーロッパの国はたくさん難民受け入れてるのにとかって日本と比較するのもおかしな話なんですよ。ヨーロッパにはヨーロッパの過去ってものがありますからね。まあちょっと話長くなっちゃって申し訳ないんですけども、最近ですね、イタリアに流入した移民がですね、イタリアの治安を悪化させていてとんでもないことになってるっていうのがですね、Twitterに頻繁に上がってますけれども、移民が増えるとプラス面もあるかもしれませんけれども、大きなマイナスの影響っていうのもあるわけなんですよ。

 

日本では国際化だとか文化の多様化だとか、抽象的な話でなんとなくいいことみたいに言う人が多すぎるんですよ。実際にはマイナス面も一緒に行きますからそれ耐えられるのかっていうことを取り返しがつかなくなる前に、メディアもちゃんと使えないといけないんだけども、今イタリアで起こってることをですね、ちゃんと伝えないとですね、もうほんと大変なことになると思います。

 

話戻しますと、植民地支配って話になればですね、イギリスなんていうのはですね、中国でも結構エグいことやってたわけですよ。中国にもアヘン売りまくるっていうようなことをやってたんで、悪質なんですよ。イギリスって、歴史を振り返ればですね、ですけども、中国共産党は主に日本をターゲットとしてネガティブな宣伝工作活動をやってるわけです。国内でもやってるし海外でもやってるわけですね。でもイギリスとかその他ヨーロッパの国とかには大したこと言わないんですよ。共産党って和服はダメだけどもスーツとかは全然問題とされないわけです。

 

ヨーロッパの国に対してですね、共産党が宣伝工作を仕掛ければそれなりにカウンターが返ってくるってことわかってますから、共産党に言われてはいそうですかって黙ってるようなところほとんどないんですよ。ですけども、日本はちょっと脅かせば靖国参拝もしないし、教科書作る時も忖度するしってことで、ですね、日本には圧力かけると面白いように効果があるって思ってるんですよ。だから日本だけやられるんです。そんな時に、処理水に関する日本叩きをやめざるを得なくなると思うんですよ。その時に、共産党としては日本が情報をしたから、日本叩きをやめたっていう形にしたくてしょうがないと思うんですよ。だからこそ、日本としては一切の情報をしないようにするべきです。共産党に有利になるようなことをしてはならない。日本人としてはそこを一番気をつけた方がいいと私は考えております。