6月から新潟県で開催されている天野喜孝さんのイラストの個展だが、200点ちかくあっていろんなイラストを拝見することができた。
タツノコ時代では学生の頃からプロデビューをはたすほどの実力だったので、さぞかし子供の頃から絵を描くのは人一倍得意だったことでしょう。
タツノコといえば昔ほどアニメは放送されなくなってきたが、最近はリメイクしたような作品がたまに見かける程度か。アニメ会社として存続できる理由が不明瞭だが、過去の遺産が多い会社なので、むやみやたらに自社制作しなければ経営していける会社なのだろう。
さらにファイナルファンタジー(FF)でキャラクターデザインを行うことによって、人気はさらに加速したため、売れたアーティストの一人となりました。まあゲームは思いのほか世界で大ウケしたので人気をはくしました。今では今年発売を予定しているFF15においてもイメージイラスト『ビッグバン』を発表してました。壮大且つ幽玄ぽさを感じるこの絵は、ロサンゼルスで発表されたFF15アンカバードのために描かれた作品なのだとか。
天野喜孝さんは、海外では個人アトリエなどもあるそうなので、日本で作成するだけでなく、海外で描いたりもしているようです。タツノコやFFに限らず、キャンディーガールや野菜の妖精など個性豊かなキャラクターを描いており、天野さんの絵はどこか夢を感じるものがございます。全体的に大人から子供まで楽しめるような作品集だったので、見やすい・楽しめる個展だったので、また開催されたときには行ってみたいと思った次第である。
新潟の個展は8月いっぱいまでだから、次はどこで開催されるのかな。個展は1~2ヶ月ほど継続されて展示されるので1年近くかけて主要都市を巡るのかと思われる。FFの植松さんにしても忙しいらしく、日本のみならず世界で演奏してるので、あの頃のファイナルファンタジー世代は熱かったといえる時代だったんだな。