そういえばスクエニのFF16が発売されてからというもの、累計販売が300万本の報告から何も音沙汰がなかったことからすると、あまり売れなかったんだろうなと予測がついてしまう分けだが、どうなってしまったんだろう。発売されてから一ヶ月以上経過したので、すでにクリアされた人や、または途中で辞めてしまった人が多いかと思うが、トロフィー獲得率を見てもあまり上がっていないので、見切りを付けられた感じだろうか。
ゲームエンジンは、新規設計した内製エンジンを開発した。ルミナス・エンジンは開発期間が重なっていたので見送り、汎用的なゲームエンジンや社内エンジンを使ったサポートの工数を考えると、ゼロから開発・管理した方が適していたと判断。
わざわざゲームエンジンを内製で作ったとなると、時間やら開発費もだいぶかさんだとは思うが、黒字化できたのか疑問に思うところだな。さて、FF16をプレイして思った感想が、
- 画面が暗くて見づらかった
- クエストに嫌気がさしてきた
- ムービーが長くて途中でダレてきた
- マップ無くてストレスだった
大体こんな感じだろうか。なんでゲームを発売する前に、「こりゃ駄目だ!」といって発売日を延期したり、悪いところは修正してから発売しなかったのか開発者の意図がまったく読めないところだが、何かとストレスを抱えてゲームを遊ぶというものは辛いところです。
サブクエスト系は基本はお使いで、移動してはムービー、さらに移動してはムービーを繰り返すだけなので、非常に退屈になってくる感じのゲームだった。FF16を悪くしている要素を考えると、とにかくムービーが長い!ボスバトルでは無駄に長いQTEの映像があって、そこで老人でもボタンを押せるようなQTEを挟んであるので、あれは不必要だったのでは?と思えるほどでした。
ましてや1回攻略すれば十分だと思えるほど、召喚獣の戦いやボスの戦闘が長すぎるので、タイタンを倒した辺りでもういいや!となってしまう人々もやっぱいたようだ。メディアの評判とは裏腹に、一般ユーザーの評価は厳しいものがあったので、やはり興行的にはうまくいかなかったゲームなのかもしれない。
PC版を発売すれば、さらに売上は伸びるとは思うけれども、ファイナルファンタジーのブランド力で売ったようなところもあると思えるゲーム内容だったし、評価はあまり振るわない印象もありますね。長々とAAAタイトルに向けたゲーム作りが、こんな要素で駄目になってしまうとは誰が予想していたことか。バトルは頑張った感が伝わるけど、それ以外の要素で退屈なゲームになったことか・・・