最近は先月に発売したばかりのフォースポークン(Forspoken)を遊んでばかりいたが、ストーリーもそろそろ大詰めである。最初は何から手をつけて良いものかとフィールドを探索する日々を続けていたが、チェストからはゴミ素材しか取れないし、単調さが増すフィールドはなんだか飽きが来てしまうゲームといえます。
PS5を最大限に活かしたゲームなのかは少々疑問にすら感じられるところもあるが、PC版のスペックを見ると、Forspokenは割りかし高いスペックを要するゲームだったりします。昨今のオープンワールドはGTX2000番代くらいが最低基準になりつつあるかと思うと、グラボを新調するのは大変金がかかる時代だなと思うばかりだ。
で、フォースポークンを全体的に遊んで思うことは、システム的にあまり機能していない要素が多い気がするかな。例えば新しいマントやネックレスを入手したとしても、初期装備に全力で素材をぶっ込んでたりすると、新しく入手した素材はもはや弱い装備となってしまい、わざわざクラフトで強化する意味は薄れてしまうものです。しかも初期ステータスは毛が生えた程度なので、尚更強化する意味があるのか?と思えるほどだね。
素材にしても必要なやつがなかなか手に入らなかったり、持ちきれないものは倉庫に入れといたりできないので、所持数MAXで取れない宝箱があったりなんかすると、モヤモヤした気分になるものです。そんなこんなでかゆいところに手が届かないゲームシステムが不評の理由にも挙げられてたりするわけですが、メタスコの評価なんかは平均65くらいでしたので、やっぱ海外でも不人気なんだなと思うところだ。ましてやユーザースコアは3.5くらいなので、ここまで低いオープンワールドってのも珍しいかもしれないw
もっとも主人公のフレイ・ホーランドが黒人だから、あんまりキャラ的に立たずに微妙さを感じてしまうところもある分けだが、サブキャラにしても味のしないモブキャラのような感じもありますね。なんか素人の娘の女優みたいな感じなんだろうか?こう、迫力が足りないというか、表情に乏しいところもあります。サイドパスなんかは喋って終わるパターンが多くて、シパールの住民とどうこうしたり、攻略的なお使いといった感じでもないので、なんだか味気ない感じで毎回終わるッス。
となるとフォースポークンの特徴は何だろう?と考察すると、やっぱ魔法パルクールやら魔法の種類が多いことくらいか。でも似たくさいゲームはすでに発売されてたりするので、特徴がないゲームになってしまった部分もあるかなと。エルデンリングやらホライゾン2など、出来の良いオープンワールドが去年には発売されたことで、フォースポークンのこの出来栄えでは低い評価になってしまうのも頷けるところだな。
なんかこう、時代遅れってのは作ってる段階から古くなってしまって、発売した頃には過去のゲームになってしまったみたいな感じでしょうか。Forspokenとはそんな感じのゲームといえるかもしれません。