忘れられたちいさな庭 -4ページ目

忘れられたちいさな庭

日々のおもいの積もる場所

明日何かが1つでもよく変わればいい。
そうしたら、今をもうすこし楽に耐えていけるのに。

―淡いだけの希望はいらない。ほしいのは、確実で確かな手ごたえ。
そんなもの、そうそう手に入りはしないけど。しないから。

しんしんと、誰にも知られずに降り積もるおもい。

ひらひらと、誰にも気づかれずに舞い落ちることば。

誰もが忘れたちいさな庭。

手入れもされず、見向きもされない。

持ち主すら、その存在を忘れているけれど、それは確かに奥の奥、隅の隅に、ひっそりと存在し続ける。

これまでそうであったように。

これからもそうあるのだろう。

誰もが持つ、忘れてしまったちいさな庭。

だからここでは、ただおもいが、ことばが、降り積もるだけ。

願わくば、重なり潰れて汚すばかりでなく、ちいさな1つ1つが、淡く庭を彩るものとなるように。

願わくば、こうして積もったことばたちが、いつかの私の、いつかの誰かの、灯となるように。