明日何かが1つでもよく変わればいい。
そうしたら、今をもうすこし楽に耐えていけるのに。
―淡いだけの希望はいらない。ほしいのは、確実で確かな手ごたえ。
そんなもの、そうそう手に入りはしないけど。しないから。
―まっすぐ見据えることから始めようか。
しんしんと、誰にも知られずに降り積もるおもい。
ひらひらと、誰にも気づかれずに舞い落ちることば。
誰もが忘れたちいさな庭。
手入れもされず、見向きもされない。
持ち主すら、その存在を忘れているけれど、それは確かに奥の奥、隅の隅に、ひっそりと存在し続ける。
これまでそうであったように。
これからもそうあるのだろう。
誰もが持つ、忘れてしまったちいさな庭。
だからここでは、ただおもいが、ことばが、降り積もるだけ。
願わくば、重なり潰れて汚すばかりでなく、ちいさな1つ1つが、淡く庭を彩るものとなるように。
願わくば、こうして積もったことばたちが、いつかの私の、いつかの誰かの、灯となるように。