神経内科のb棟だけで五十人以上の看護師さんがいた(名前も全て把握していた)

一応受け持ちの看護師がいることにはいるのだがそれとは別に毎日担当する看護師は入れ替わる

毎日毎日、違う色んな看護師さんから食事介助、歯磨きブラッシング、排尿袋の排水、陰部洗浄、オムツ取り替え、バイタルチェック、採血、各種処置室へのベッドごとの移動、日によってはストレッチャーにずらされてシャワー、補給すべき水分やオヤツなどのおつかい、濡れタオルの配給、投薬、投薬確認、車椅子移譲、点滴のルート取り、点滴の確認、褥瘡確認、アドバンの空気圧確認、他にもなんかたくさん


なので必然的に病室に10分おきとかに看護師が入れ替わり立ち替わり来る

仮眠も取れないので割と発狂しそうになる

図太い神経の人は昼でもガーガー眠って看護師の呼びかけにも応えず寝ていた

いずれも生活保護の人だった

年金のおじいさんなんかは2回目の呼びかけで大体寝てても反応していた

治療費や生活費、今後の生活や仕事のことを考えると自分は数ヶ月一睡もできなかった

夜も褥瘡防止の体位変換で2時間おきに寝相を変えられるから眠れる気はしなかった


五十人以上の看護師に世話になったがやはりどうしても苦手というか嫌いな看護師はいた

といっても五十人いて3人だったので他の看護師はホントに演技が上手だった

患者に要らぬ心配をかけまいと腐心する

オムツの取り替えとかも何でもないいつものこと、というようなテイで取り替えてくれる

こちら側にもうこれ以上仕事を増やすのは堪忍してくれ、と表情に漏れ出ている看護師と鉄面皮というか無表情で受け答えも事務的で淡々と仕事をこなしてるから話しかけんなオーラをだしてる看護師、口では患者に寄り添う感じをだしながら何の手助けもしてくれない看護師、その辺りがこちらが必要以上に気を遣ってしまい嫌いだった

あと、血液製剤の希少性は看護師たちには周知されてなくて扱いは割と雑だった

グロブリンが瓶の中に割と残ってる状態で新しいのと取り替えたり(その残り数滴で何千円何万円なんですが…)

だから気の合う看護師にはそのチューブの中の残りも空気ギリギリまで入れてくれ、などと無理を言ったりした笑

食介で苦手な人に当たるともうご飯食べてる気になれず8割残し9割残しはいつもだった

看護師の手を煩わせてはいけないという無駄な気遣いを全力でしてしまうのである

普通に食介してもらってたら20分30分かかってしまう

モタモタ食いやがってと言われることはなかったがそう思われたくない為あまり食べずにすぐご飯を切り上げていた

あと4月からの新卒が四人いたが5月からもう夜勤に入れられていてスパルタやなぁと感じた

新卒の子達はスレてない分、打ち解けやすく雑談なども色々してくれた

お腹の大きい妊婦さんの看護師もいたがそのひとが相当な手練れだったので育休に入られるとキツそうだなとか思った

6月からリハ科になったがもうナースコールを押すことも無くなったので看護師の名前を覚えることもやめたのだった