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メルヘンとソデと雲


今回は、前回の建築コース講師・中山さんのレクチャーに続き、
建築コース生のプレゼンの様子をご紹介します!


建築コースは、この日までに3つのグループに分かれて
ブレストを行い、先日の講師レクチャー後には中山英之さんから助言もいただき、
今回はそれを具体化した発表でした!



まずは、1チーム目。

舞台にブランコをつくる、
天井からひもを垂らして上下させる、というものでした。

(こちらの動画はHPのトップにあがっています! http://drifters-intl.sakura.ne.jp/dss2011/)

とてもメルヘンな構成でしたが、問題は実際の舞台にする場合、
素材を何でするか、ということでした。



2チーム目の発表。

半透明の梱包用のラップを使用しいくつか案を発表しました。

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これはラップをソデに使用して可視化させる、というもの。
抽象的なラップの壁の奥でダンサーが踊ることで、前で踊ることがよりリアルになると考えました。

このラップでL字の壁をつくることもできます。

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講師の藤原さんからは、「L字の壁をバラバラにして作っていったらよいのでは」
というコメントがありました。





最後はチームの具体案は、エアバックの雲。

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大きな雲がいくつか降りてきて、雲の中に入ったような状態をつくりだせないかと考えました。
劇場に自然現象をつくろうとしています!



藤原さんからは、エアバック以外のものを使ってみてはどうかというコメントでした。

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出席していたダンスコースの生徒に「どういった舞台がいいか」
という質問を逆にたずねる場面もありました。

「舞台とダンサー」がより一体となったような雰囲気でした!





プレゼンの終了後、チームが3つから2つへ
さらに具体的な役割をもって再編成され、これから製作をしていきます。

これからどんなクリエーションをして、どんな空間をつくっていくのか、
とても楽しみです!

(M.T)

ガソリンスタンドに住みたい!

今日は、8/7におこなわれた
建築コース講師・中山英之さんのレクチャーの様子を
紹介したいと思います!


レクチャーは、ご自身のこれまでの作品を解説しながら話をすすめる、
という形でおこなわれました。

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建築コースだけでなく他コースの受講生も参加していましたが、
聞き手のバックグラウンド関係なく、
中山さんの世界に取り込まれてしまうようなレクチャーでした!






その中から印象的なキーワードを少し紹介します!




・「お金持ちだったら、ガソリンスタンドに住みたい。」

その理由は、

ガソリンスタンドには敷地の境界線がなく、みんなが集まることのできる場になるから

だそうです。
中山さんの包みむような人柄があふれている表現だと思います。

境界線のないガソリンスタンドにも、
雨が降ったときには、屋根の形にそって境界線ができ、
建築は建物そのものだけでなく、
そこに起きることや周りの要素との繋がりによって建築になるそうです。





・「草原の大きな扉」

これはカフェを作る、というコンペにだした時のアイディアで、
関係性から建築をつくるという視点で考えたものです。

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草原にピクニックに来る人たちが敷物をひいて場所とりをする様子を
建築に見立てると、それぞれ設計作業を終えたあとの風景になります。

その中にカフェを作るということは、
ピクニックに来る人が場所をとる必要がなくなり、
「考える」ということがなくなることになってしまう。

建築によって人が便利になったり楽しくなったりするけれど、
それは逆に、考える機会をなくしているとも捉えられるそうです。






・「ティータイム」

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花柄のテーブルクロス。
そのテーブルで商談などをして飽きてきたときに、
花をさけてカップをおいてみたり、グラスに透けるように置いてみたり。

この行動もピクニックの場所取りと同じ原理だそうです。

花の上にグラスを置いた場合、そのグラスの影の部分には、
影にしか咲かない花がデザインされています。





レクチャーの最後には、実際に中山さんの過去の2作品が紹介されました。



・「2004」

この家は、50cm地面から浮いているように見えます。

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通常、住宅を建てるときは敷地境界から50センチ離さなくてはいけません。

境界線から50センチ離すことによって、
その線が、家との関係性によって、面の意味を持つようになります。

そして、境界線のルールを読み替えて地面からも50センチ浮かせることにして、
敷地から自由な住宅を作ったそうです。





・「О邸」

この家は内と外と、その2つをつなぐ中心には何もない空間で構成されています。

住宅の機能はこの何もない空間の左右のボリュームに分かれていて、
真中の空間には生活の機能が割当てられいないので何もありません。

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中のような外のようなこの空間によって、
中と外という相反するものの枠組みがあやふやにされているような気がしました。







全体として、
中山さんの作品ひとつひとつが、深く考えられて設計され、
そこにいる人の生活がかたちづくられているということがとても印象的でした。



レクチャー後は質問や感想が建築以外の受講生からも寄せられ、

「関係性から生まれる空間、人がどういう枠組みで見ているかを意識するのが
パフォーマンスを作る感覚に似ている」(ダンスコース受講生)

といった意見があり、
コースを越えて新たな気づきがあったことはとても大きな収穫でした。


とても充実したレクチャーでした!

(M.T)

HPリニューアルオープン!!

チケット発売に合わせ、
ドリフターズサマースクールHPがリニューアルオープン
致しました!!

http://drifters-intl.sakura.ne.jp/dss2011/

もちろんこのHPも受講生が作成したもの!
今後更に内容を充実させ、リニューアルしていく予定です。

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