メルヘンとソデと雲 | ドリフターズサマースクール2011

メルヘンとソデと雲


今回は、前回の建築コース講師・中山さんのレクチャーに続き、
建築コース生のプレゼンの様子をご紹介します!


建築コースは、この日までに3つのグループに分かれて
ブレストを行い、先日の講師レクチャー後には中山英之さんから助言もいただき、
今回はそれを具体化した発表でした!



まずは、1チーム目。

舞台にブランコをつくる、
天井からひもを垂らして上下させる、というものでした。

(こちらの動画はHPのトップにあがっています! http://drifters-intl.sakura.ne.jp/dss2011/)

とてもメルヘンな構成でしたが、問題は実際の舞台にする場合、
素材を何でするか、ということでした。



2チーム目の発表。

半透明の梱包用のラップを使用しいくつか案を発表しました。

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これはラップをソデに使用して可視化させる、というもの。
抽象的なラップの壁の奥でダンサーが踊ることで、前で踊ることがよりリアルになると考えました。

このラップでL字の壁をつくることもできます。

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講師の藤原さんからは、「L字の壁をバラバラにして作っていったらよいのでは」
というコメントがありました。





最後はチームの具体案は、エアバックの雲。

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大きな雲がいくつか降りてきて、雲の中に入ったような状態をつくりだせないかと考えました。
劇場に自然現象をつくろうとしています!



藤原さんからは、エアバック以外のものを使ってみてはどうかというコメントでした。

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出席していたダンスコースの生徒に「どういった舞台がいいか」
という質問を逆にたずねる場面もありました。

「舞台とダンサー」がより一体となったような雰囲気でした!





プレゼンの終了後、チームが3つから2つへ
さらに具体的な役割をもって再編成され、これから製作をしていきます。

これからどんなクリエーションをして、どんな空間をつくっていくのか、
とても楽しみです!

(M.T)