第16回:趣味コン体験記〜最終回 | アラフォー結婚難民男、婚活はじめました。

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40オーバー、婚活スロースターターの活動記録

再びチャレンジした映画好き婚活パーティーは、前回参加したパーティーの約半分の規模で、人数は男女共7対7。
参加費はおよそ前回の3分の2程度。つまりは普通の居酒屋飲み会程度です(男性価格)。女性はそれより少し安い感じです。
時間は約2時間。約20分ごとに座席番号抽選でランダムに席替えをするシステムです。

会場は料理店などではなく、運営母体が入っているビルの一室でおしゃれなリビング風に改装した感じのムーディーかつアットホームな雰囲気。料理は出ずスナック菓子などのおつまみと、ドリンクも会場においてある冷蔵庫の中から飲みたいものを各々勝手に取るという形でした。
料金が多少他のパーティーより安かったのは場所代、飲食代を節約しているからなんだなと分かりました。

やはり名札カードが用意されていましたがここでは名前だけ(苗字でも下の名前でも可)の記入で、好きな映画を書くということはありませんでした。

運営スタッフは一通りの説明を終えると「では始めてください」と言ってすぐに奥の事務所に引っ込んでしまいました。
え、放置プレイ?と一瞬みんな戸惑った感じがありましたが、パーティー慣れした雰囲気の男性参加者がとりあえず自己紹介しましょうか、とすぐに仕切り始めたのでそのまま順に自己紹介していき、その中で質問が出たり答えたりするうちに色んな雑談が生まれて・・・という感じで進行していきました。
全部で14人の参加者なので、だいたい席の近い3~4人で話が盛り上がっていきました。

計4~5回席替え抽選を行ったのですが、何故か筆者は最初に座った場所を含めて3度同じ座席番号を引いてしまい、他にも同様にあまり大きく席を移動しなかった方もいて7人いた女性のうち1人とは一度もお話しすることが出来ないまま時間となりました。

お話しした6人の女性のうち1人だけ筆者と映画の好みが合いそうな方がいました。カナダ出身のホラーやサスペンスの某巨匠監督の話で盛り上がりました。

ちなみに前回参加した15人対15人の映画好きパーティーのときは、気に入った相手がいたらお店を出た後に各々連絡先交換をしてくださいという、良く言えば自主性を重んじた形、悪く言えば放置主義的な形で、パーティー主催者自体は参加者のその後の交際に関して一切関知しないというスタンスでした(おそらく企業論理としてはその後のトラブル回避のためのリスクヘッジと思われます)。

今回のパーティーでは最後に全員に7枚のメッセージカードが配られ、参加した異性全員に対して一枚ずつメッセージを書くという決まりでした。その中で気になった方にはメールアドレスや電話番号などを書いて下さいと。

またしても悩んだのですが、カナダのホラー監督の話で盛り上がった方にだけ筆者はアドレスを書いて、他の方にはお礼のメッセージのみとしました。

カードは一旦運営スタッフが回収し、振り分けた後封筒に入れて全員に渡されました。そこでパーティー終了。
ストーキング行為防止策として、女性全員が先に帰ります。そして男性陣は10分ぐらい待ってから解散となります。筆者はとりあえず会場を出るまでメッセージ封筒は開けないことにしました。

ここから先、書くことを少しためらいましたがやはり書いておくことにします。

女性陣が帰ったあとの10分間ぐらいで残った男性7人で会話することになったわけですが、そのうちの二人が偶然にも知人同士だったらしく、二人でえらく盛り上がってました(もちろん初めにパーティー会場に入った段階で二人は「え?」「あれ?」みたいな感じで知り合いが偶然居合わせたんだなというのは傍目にも分かってはいたのですが)。

女性が帰ったあとだからという意識なんでしょうけど、特に悪びれもせず、そして筆者を含めた他の男性に隠すでもなく、むしろ聞こえるようにこんな会話を始めました。

男1「どうですか、彼女さんの方は」
男2「ああ、婚約したよ」
男1「まじっすか?実は俺も婚約しまして」
男2「え、本当に?」

もし筆者が腕っ節の強い男だったらマジでぶん殴ってたかも知れません。
これは酷い。
なんのために来てんだよお前ら。
もしお前らに連絡先を教えた女性がいたとしたらあまりにも不憫だ。
男の筆者だってこんな奴らと一緒に見られてしまうのはあまりにも不愉快だ。

このパーティーも年齢制限は42歳までだったので筆者は最年長なわけですが、筆者の一つ下だという男性参加者もいて、この会話が聞こえた時二人して顔を見合わせてお互いブチっと切れる音が聞こえるかというぐらい怒りが沸騰したことが分かりました。
スタッフに「もう大丈夫ですか?」と聞いて「あ、はい良いですよ」ということで筆者と、一つ下の男性、そしてもう一人若い男性と3人でさっさと会場を後にしました。


このパーティー自体はとても好印象でした。
人数が多いパーティーよりはやはり少なめのほうが打ち解けて話せる感じもしますし、男女ともランダムに席替えするので公平感はあります。
料金的にもリーズナブルですし、もしここのパーティーに参加したいという婚活者の方がいらっしゃいましたら本当にオススメしたいと思っています。


ですがこのパーティーに限らず、参加者のモラルまでは事前審査できないという現実を知りました。
そして多分、女性側にもそういうスタンスで婚活パーティーに参加されている方もいるのだろうと思います。

男にしろ女にしろ、そうした人たちはどこかではボロを出すような気もしますし、そうであるべきだと信じたいのですけどね。
巧い人は巧いんだろうなとも思います。

婚活・結婚というのはやはりその活動をやろうという人にとって真剣になればなるほど、付け入る隙を与えてしまうのもまた事実なのかなと思いました。
結婚詐欺というものが成立してしまうのも悲しい現実ですが、婚活段階でも詐欺まがいの人間が紛れ込んでいることを目の当たりにしました。
本当に気をつけなければならないと肝に命じていますが、いざ自分が騙される側になってしまった時って、やっぱり中々わからない気がするのも事実です。

婚活中に出会う相手の客観性をどうやったら担保できるのか?というのはすごく大きな課題だなと思いました。

ところで帰り道。7人の女性参加者からもらったメッセージカードを開けてみました。7人中、3人からアドレスを頂いていました。その中には筆者がアドレスを教えたカナダのホラー監督話で盛り上がった方もいました!

後日、その方とお会いすることになりました。
それはまた次回、別のお話で。