今日は所用があり ファームに行けませんでした。
明日の土曜から天候がまたもくだり坂なことを考えると、今日の好天はとてももったいなく。
この週末の菜園行きはどうしよかと迷いながらブログを書いてるところです。
買い物で野菜売り場を覗くと、小松菜が258円とかニラが198円とか、急騰してる印象を持ちました。米の急落の報道の影で野菜急騰が進んでそう。
その事情はなんとなくわかります。
自宅ベランダの秋野菜苗第二弾の成長が宜しくない。
9月は雨ばかりで天候不順続きだからね。
農家さんも、もちろん消費者も大変だろうなと思います。
ここからはちょっと菜園の細かい話です。
【今年のトマト栽培】
その天候、思い返すと今年は梅雨の時期から例年とはかなり違います。梅雨は雨が少なく、盛夏は暑さが例年ほどではなく、お盆以降は雨ばかり。
空梅雨のためか、夏野菜への虫の食害が酷かったです。特にトマト。ファームではトマトハウスの中でトマト栽培します。これまで8ミリメッシュのネットでしたが老朽化に伴い4ミリメッシュにサイズダウンしました。トマトを食害するオオタバコガやタバコガは体の大きさが10〜15ミリなのでこのメッシュサイズなら防除になります。
しかしトマトの茎葉がメッシュに触れてしまうと外から卵を産み付けられてしまいます。気をつけてはいるのですか、今年は結構ヤラれまして。テデトールが追いつかず非常事態宣言しました。
【有機栽培法にて】
有機栽培を取り組んでるファームでは、化学的に合成された化学肥料や化学農薬は使ってません。有機栽培として認められている天然由来の農薬は最小限で済ませてます。天然由来、、、例えば酢とか重曹とか。他にも市販されてる天然由来の農薬も利用することがあります。
例えばBT剤。自然界に存在する土壌細菌の一種である「BT菌(バチルス・チューリンゲンシス)」が作り出すタンパク質を主成分とした生物農薬です。
ファームては、コーン栽培のアオノメイガ対策で使った事がありました。ガの胃液はアルカリ性で、BT菌はアルカリと反応すると毒素に変化することを利用してます。ですので胃液が酸性の人間には安全なのです。化学農薬が収穫数週間前までの散布に限られるのに対しBT剤は前日まで使えるのも安全性ゆえです。
コーン栽培はその後ラスカル対策の手間から一旦栽培を見合わせていて、BT剤はしばらく使ってませんでした。在庫を見ると22年に期限切れて。
解説が長くなりましたが、オオタバコガの襲撃にテデトールが間に合わなくなり、やむを得ずBT剤、もちろんトマト適用可能、を使い効果を得ました。
【秋冬野菜にも】
そして夏終盤の八月最終週末に、秋野菜の先行組の苗を定植。ところが、翌週には白菜がシンクイムシにやられ始めました。シンクイムシはハイマダラノメイガ等の総称です。昨年秋も大量発生して白菜や大根、ブロッコリ、キャベツを総なめされテデトールにかなりの時間を取られました。
なので今年は早々に危機感を募らせ、適用可能なBT剤を散布してみました。効果は確認中ですが、今のところ大量発生には至ってません。
安全性が高く有機栽培では使用可能とは言え、できれば無農薬、無理なら減農薬で栽培したいところ。一方で気候変動や食害にさらされている野菜たちを毎日愛でる事ができないもどかしさから、ギリギリの妥協点を探ってる状態です。
【終わりに】
北の大地の知人の所では、これまでなかったオオタバコガによるトマトの食害が、今年は発生してるとのお話を聞きました。気候変動で害虫が北上してるのかもしれません。
気候変動は、猛暑や水害ばかりではなく、農作物成長への影響も確実に広がってます。そうした地上の変化を、拙い菜園でさえ感じる事ができるのはどうなんでしようかね。
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