2025夏 北海道で里山生活 8日目 雨が上がり斜里岳へ | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

 2025夏 8日目 (25/08/10)

 

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北海道まで出かけてきます。

山歩と星観 と撮影を楽しもうかと。

暑い時期ですから、標高を上げて涼しい山に籠ろうと思います。

自然に囲まれた山が様々な表情を魅せてくれることを期待してます。

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8/6に雄阿寒岳に登って、中3日の8/10、斜里岳に登りました。

当初は8/8に登る予定でしたが、小雨の予報を見てすそ野の清里町で待機してました。

少しナーバスになって待ったのには理由があります。
今回の渡道の準備で情報を集めていた7/21にこんな報道がありました。
登山道の沢が雨で増水し多数の登山客が取り残されヘリ2台が出動。
この事故で犠牲者はありませんでしたが、一歩間違えばと思うと、、、
さらに沢の事故が多い旧道コースをあきらめ新道コースを安全に登ろうと。慎重になった次第です。

登山前日に登山道入り口の山小屋まで行って、情報を収集。
すると増水現場は新旧分岐の前の場所であり、前年も取り残され他事故があったそうです。
天候が悪くないなら、登りが旧道で降りが新道ががおすすめ、9割の人がそうしてるとの情報でした。

ということで計画を変更、コースはこれ。

当初は旧道を避け、赤い熊見峠を通る新道コースを往復するはずでしたが、登りは緑の旧コース、下りは赤い熊見峠を通る新道コースとします。



一旦下界に降りて準備を整え早朝に登山口まで行くことに。
4時起きのつもりが40分ほど寝坊をしました。
が、、幸いにも斜里岳の左から登る朝陽を見ることができました。



登山口まで車を走らせ駐車場(約40台)にギリギリ停められました。
以降の人は林道の脇に停める(帰りに数えたら約35台)ようになります。


6:15登山開始。


最初はごく普通の林の中のコースを30分ほど歩きます。


すると沢に出て何度か横断したり沢の脇を進んだり、なかなか楽しめます。

 


下二股。

ここで旧道コース(沢登り)と新道に分岐します。

川の源流となる小さな沢があちこちで合流してます。


これを間違えてしまうと大変です。


こんな感じで目印を頼りに。

 

この激しい沢を渡れって?

(こんなの序の口でした)


こんなとこを登ってきたのか?


難所に出くわしました。人々が渋滞しています。


 

心得ある人が先頭に立っていますので、登り方を見て学びます。

とはいえ簡単じゃない。


押し流されそうです。


こ、これも?こんなに高く?落ちたら助かりそうにありません。


登るんです。

 

と、目の前で人が滑り落ちました。
一番下のところで3mほど?
すぐ下にいた奥さんは慌てて手を伸ばします。


でも自分は見てるしかなかった。人助けするような余力はないのです。
自己責任といわれるゆえんを感じました。

幸いけがは無く。でもズボ濡れでした。

こんなところを上は70代くらい、下は小学生を含むファミリがチャレンジしてました。


上二股で新旧が合流しました。
ここは水がないですが、雨が降ると沢にか小川になるんだと思います。


森林限界を超えると強い風が吹いて体感温度がめちゃ低い。


ここでリュクからヤッケを出して重ね着します。


いよいよゴールが見えてみました
(右下は山神様の祠です)


キター!山頂です(9:15着)
斜里岳(1547m)。


北の方には斜里町、その向こうはオホーツク海です。

北東方向、

左が知床半島、右の雲海の下には国後がいるはず。



30分ほど休憩し下山を開始。
新道は尾根道は遠くまで見えます。あそこまで行くのか~。


尾根道の最後、熊見峠。
でも木々に覆われで何も見えません。


以降無事におりて、12:20下山。


5:15 登山口(清岳荘)

6:57 下二股

8:14 上二股

8:55 馬の背→→

9:15 斜里岳山頂到着

9:45 下山開始

9:55 馬の背

10:15 上二股

10:52 熊見峠(小休止8分)

11:39 下二股

12:20 登山口(清岳荘)

 

なお、旧道には8つの滝がありました

水連の滝→三重の滝→羽衣の滝→万丈の滝→見晴らしの滝→七重の滝→竜神の滝→霊華の滝。(写真割愛)

 

渡った沢の数は30数か所らしい。

数回はすべって腕を打ち付けたり、ひざ下が水没したり、しましたがけがは無く。



本格的な沢登りは初めてでした。


沢登りと言いつつ、滝登りじゃないか~!
まるで先日のこれ、

の人間版でしたよ。


下山後は清里町ではなく、斜里町の夕陽台の湯で汗を流しました。
また同町内で食料を調達。


休息しながら次を考えます。
びしょ濡れの靴も乾かさなければなりませんし(笑)

 

 

 

 

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