我が家の備蓄 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

長島さんやら出生数やらブログに書きたくなる報道が続いてます。


が、やはりお米に関わる報道がホットな我が家。


前にも書いてますが、うちは親戚農家さんから玄米で買い付けています。暑さによる味落ちを避けるため、真夏前には食べきるようにし、おおむね7〜8月はスーパーで購入というサイクル。


昨年秋は農家さんは3割以上の値上げ。

当時は年間分を買っちゃうのは賭けだなと思いつつ、以前からの関係があるので黙って承諾しました。

けど、市場価格はジリジリとあがり3割どころではなくなっていて。うちにとってはよくても親戚の事を思うと手放しでは喜べませんが。


『相対取引価格』ってご存知?

集荷業者(JA全農など)から卸売業者へ販売される際の取引価格として毎月発表されてます。


最近の相対取引価格を調べますと全銘柄平均で
令和7年4月      27102円/玄米60kg
令和6年10月 23,820円/玄米60kg
令和5年10月 15,181円/玄米60kg
令和4年10月 13,898円/玄米60kg
 

一昨年秋に比べて現価格は8割も上がってます。

単純に5㌔換算して約2500→4500。




 

 


スーパーに並ぶまでには、精米費と精米による減少分、5段もある流通業界のもうけ、輸送費用もかかります。業界あげての高コスト体質。



これだけ米の値段が上げれば農家さんも潤ってずーっと米を作り続けてくれるか?といえばノーでしょう。

農家さんの高齢化と後継者不足が言われてます。


なぜ後継者がいないか。報道の踏み込みが足りないけど。考えるに、米農家の76%が兼業農家、兼業してるのは『米が安くて儲からない』ではなく『生産規模が小さい=田んぼが少ない』から。そんな小さな農家が数多あるのは戦後の農地解放で小さな農家が爆増したから。


世帯年収が少ないから仕事に出る。

子世代は初めから会社勤めする。

農業経験ない子世代は継ぐはずもない。

そして、出生数の減少がさらに追い打ちかけてます。


というバックグラウンドまで小泉農政大臣は踏み込んで対策を打てるだろうか?と注視していきます。



さて、備蓄米の放出。

古古古米でしたっけ?買いたい人と要らない人がほぼほぼ半数とのアンケート結果を見ました。


皆さんはどう?


うちはまだ在庫がありますし、それを延命させようとカミさんはパンやパスタや麺類メニューを劇的に増やしてコメ離れな食生活が加速しそう。

 

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