冬紀行2025 その6(初日25/02/10)
今回の紀行の目的3つ。
1つ目はXCは体験できました。
二つ目の真っ白な雪のキャンバスに作り出された造形美と色彩美も見れました。
ところが、、三つ目の観てみたい冬の七風景が、、、
雪道移動と疲労でブログ活動低迷はゴメンナサイです。
さて、前の晩は災害級の風雪吹き荒れアンテナも一本と心細い三国峠での仮眠を断念し、20㌔ほど層雲峡方向に戻りました。銀泉台の入り口近くにある防災ステーションに身を寄せて今後の計画を練り直します。
いくつかの天気予報を見比べて、一旦は北見経由〜ルートを考えて仮眠しました。ところが翌朝の予報では状況が変わっていて、断念した三国峠に再チャレンジする事にしました。
夜明け前の三国峠、風雪は収まり、絶景が迎えてくれました。
さらに変化するはずで、氷点下13度の中、期待の主の登場を待ちます。ところが正面の山端が細く明らむものの左側に行くほど雲が厚くて、、、今回はこれが精一杯となりました。
この三国峠はお気に入り。あと数種類の情景のイメージがあって、今後も通い続けたいと思ってます。
峠を越えたので下っていった先のタウシュベッツが気になります。先日の大雪でどうなったのでしょうか?展望台に向かうルートも雪、膝ほどの深さに人が通った跡がありますがストックを持って行くことにしました。
展望台からの観た風景、やはり雪が深そう。
ご存知のようにここはダム湖の糠平湖、年間を通じて水位が変化し、この橋は夏場には水没し、秋になるの顔を出します。20年前に制限なく袂まで行ったことがありますが、現代は交通規制があって近寄れません。
しかし、冬季はダム湖が凍るため歩いて渡ることが出来るはすで。駐車場を移動します。雪が深そうなのでスノーシューを装着します。
人が一人通った跡を追いかけて林の中を抜けて行きますが、、、その足跡も途中で終わっていてその先を試みましたか膝上まで雪に埋もれる難所。とてもじゃ無いけどこんなペースで進んだら体力持ちません。
大雪が降った影響と考えて、今回は橋まで逝くことを断念しました。
続いてビジターセンター脇から湖畔にでてみようと。雪の深さは先ほどではなく歩きやすい。風で飛ばされた?
所々ケモノの足跡があったり、オジロワシやら小鳥の群れが飛んでいたり自然の営みを感じながら散策していきます。
ケモノの足跡を追いかけたら何カ所か黄色い液体を撒いたような跡が。マーキングなのでしょうか?白い雪でなければ気づきませんよね。
ストックを力強く刺すと雪の下が硬くなってました。
2〜30㌢ほど雪を掘ると氷になってました。いつの間にか湖面に出てたようです。この糠平湖はアイスバブルで有名なんですが。大雪で覆われてしまったため、氷に閉じ込められた泡を今回は見ることができません。
ビジターセンターに切り出したアイスバブルが展示されてましたが割愛。いつか自分で撮って紹介したいので。
余談ですが、夜になって気付いたのですが、ビジターセンター近くに宿泊されていたブロ友さんとニアミス?したようです。
さて湖畔で2時間ほど雪の散策をして大汗をかきました。近くには幌加温泉がありますが、今回は少し離れた冬季限定の温泉に向かいます。近道が冬季閉鎖のために一旦上士幌まで南下して遠回りして然別湖を目指します。今回の旅で一番の難所、途中スタックして救出されてる車を見かけ、心引き締めてハンドルを握りまして、
やってきた然別湖コタン、凍った湖面に作られた集落です。
協力金という入場料を払って入村します。
一番奥の湖面から岸側を見た風景。
赤い矢印の所に氷上温泉があります。
昔は氷の温泉としてアピールされてました。
記憶では湯船の周りも氷のブロックを敷き詰めたものでしたし。温泉で氷がとけないのか?とずっと疑問でした。で、いつか観てみたく。
写真は撮れなかったのですが湯船は10人ほど入れる樹脂材。湖面より1メートルほど浮かせた木製の台座の上に設置されてました。やはり直接設置したら溶ける?(笑)
戻るにも上士幌町経由ですので帯広に近い。
冬のばんえい競馬でイメージしてたシーンがあって寄ることにしました。そのイメージを観るにはナイターに限ります。時間調整して現地入りしました。
ところが先日の大雪の雪が所々積み上げられて視界が遮られてます。ひえ〜。皆さんが室内に戻るレースの合間も場所取りのために一人コース脇で待ち続けました。
イメージその1。
漆黒の背景から力付く駆け上がって来ました。
地面は雪が無くて〜イメージをハズしました。
イメージその2。
馬のはく白い息。寒さが伝わるでしょうか?
ホントは2枚の写真を合体させた感じに撮りたかったのですけど。
それにしても力強いですね。
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