ラスカルズから守ったファームの柿は戦利品?
【戦利品とは】 戦争で、敵から奪い取った物品。戦場または占領地で敵から押収して自国の所有とする動産。[補説]近年、「苦労や努力をして手に入れた物品」などの意味で用いられることがある。
やはり本来の意味では戦利品ではないど、、、
気持ち的に戦守品です。
ウクライナ人の気持ちがわかる。
前回の記事のようにラスカルズの猛攻に堪えた柿の木城。
専守防衛が故、難しい局面もあってパーフェクトだった訳ではありません(その辺は後日) が、期待以上の効果があって、我がファームの柿の木は無事収穫期を迎えております。
実は収穫はひと月前に22/10/9に始まってます。
写真は2回目の収穫、22/10/23。約50個。
その後も毎週末にさらに多く収穫しました。
ほぼ毎日、甘い柿を食べ続けてます
11月になり、ラスカルズだけでなく、鳥たちも狙って来てます。
いよいよ実りが本格化した証拠ですね。
ということで先週末、一斉収穫をかけました。
傷や汚れが無いキレイな柿、約300個です。
選別した二級品約200個は泣く泣く廃棄しました。
これだけ採ってもまだ木には200以上残ってます。
ファームを管理するようになって一番採れたときでも200ほどでしたから、今年は過去最大級の大豊作でした。
人類の勝利、ご近所さんへおすそ分けしても全然減りません。
新たな悩みです。
困りました。
別の意味で負けそうです。
柿は常温保存ではヘタが早くに乾燥して追熟していきます。
ヘタを湿らせながら空気を遮断すると長く保管できるらしい。
先日息子からもらったシロクマ号用の冷蔵庫に早速保管しましたが100個まで入りませんでした。
あ、冷蔵庫はまだファームの台所です。
残りは干しましょうか。
先日、複数のブロ友さんが干し柿作りを紹介してました。
調べれば甘柿でも干して良いみたいですし。
数が多いんで流れ作業の工程を組みます。
①洗浄工程
まず、洗います。
賛否あるようですが、気分的洗いたい。
②皮むき工程
皮を向くのはカミさんにお任せ。
皮むき器を買ってレムも参戦しましたが柿は剥きにくく、断念。
最初ヘタ取りは皮むきと同時作業でした。
でも作業効率が悪く、工程変更して皮を剥く前にレムがキッチンバサミで切り取ること。
③グルーピング工程
次の工程、紐で縛ります。
縛りやすいように枝を残して収穫してました。
紐はビニールで。
麻紐のほうが干したとき情緒ありますが、細菌などの汚れを考えるとビニール紐に軍配。
④消毒工程
熱湯消毒です。温度94℃。
クックパッドによれば湯に入れる時間は5秒から15秒で、酢を入れると効果アップ、と書かれてたけど、どうも怪しい。
大腸菌を洗い流すなら50℃のお湯で5秒(保健所情報)もありだけど、
ボツリヌス菌対策は120℃4分(チコちゃんが缶詰めの加熱の話で言ってました)。
酢、加熱したら臭いがすごい、って酢が蒸発してる。
酢酸の沸点は110℃だけどもっと低い酢成分もあるようで。
こんなんじゃ殺菌効果は怪しい。
しめ鯖もアニサキスを殺すには何日もかかると言うけど、そんな酢じめの殺菌効果と誰がが勘違いしたご情報が干し柿でも巡ってそう。
ってことで最終的に消毒は焼酎を使いましたよ。写真ないけど。
⑤乾燥工程
軒下に干しました。
なんか古民家風で良い感じ。
それと防虫対策の網も出して来て。
あわせて180個。日が暮れちゃいました。
皮むき工程はカミさん専属、他はレムが担当して20個ずつやっつけました。
気温が下がって、晴れることを願います。
と書いてる今日は雨じゃん。
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