全国的に冷え切ってます。
今日はこちらも寒くて、夕方11℃台。
岩手県の岩手山は初冠雪との報道がありました。
そう、つい先週、登ろうとしてた山です。
脚の故障で岩手山に代えて、旅した先のお話です。
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働き方改革の後押しでプラチナ連休を計画していた9月最終週。
台風接近や林道崩落の情報で急遽行き先を信州方面から東北方面へ変更した秋旅。
準備不足が否めなく、走りながら行先を相談して出かけてきました。
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岩手山のトレッキングを見送りました。
旅の計画の再構築です。
そう、ここは県境。
冷麺、八幡平、岩手山、、、は岩手県です。
岩手山が見送りになったということはいずれ岩手県に来るでしょうから、今回はこれから秋田県に向かうことにします。
じゃあ秋田県でイメージする物は?と自問したら、表題の
『犬と鶏と米と石』が浮かびました。
最初の3つはカミさんも同じでしたが、石って?
実は就職した時の同期に秋田大学の鉱山学科を出た奴がいまして。。。
そいつが、『秋田っていえば石だろ?普通』と強弁したことを思い出したのです。
調べてみますと秋田大学付属鉱業博物館なんて言うのもあります。
秋田の鉱山跡地で調べると、尾去沢鉱山、阿仁鉱山、荒川鉱山、深沢鉱山、院内銀山、吉野鉱山、玉川鉱山、、、50か所くらい出て来ました。(廃墟マニアが結構調べていますね。)
新潟・佐渡や静岡・土肥、愛媛・別子、栃木・足尾など観光地化に成功した場所が多いけど、秋田は尾去沢鉱山が坑道を見学ができそう。
が、旅あるあるで尾去沢鉱山はお休みの日。
将来の旅テーマとして『秋田の石』を上げておきます。
ということで今日は秋田あるあるを見てまわります。
①秋田犬
大館市の秋田犬会館を訪れます。
凛々しいですね。
元々は『大舘犬』と呼ばれていた大舘地区原産。
狩猟犬として飼育されていたため江戸時代は『マタギ犬』と呼ばれてた。
保存会発足は95年前。
85年前に国の天然記念物に指定された際に『あきたいぬ』と命名。
当時は純血は9頭だったそうな。
言わずと知れた、忠犬ハチ公のエピソードが世界的に有名となり、
2018年にフィギュアスケートのゴールドメダリストのザギトワにメスの『マサル』がプレゼントされた話は記憶に新しい。
その他にも、今年は時の人となってるプーチンにも2012年に、あのヘレンケラーにも戦前は2頭送られているそうだ。
で本物も居ました。
座敷犬にはなりませんね。マンション住みには無理です。
当然大館市は市を挙げてアピールしてるわけです。
市役所の敷地には、、
そして駅前には、、
②比内地鶏
『比内地鶏』は「さつま地鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大地鶏の一つですね。
でもちょっと紛らわしいんです。
比内地方で古くから飼育されているのは比内鶏で天然記念物に指定されています。
比内鶏は「成長が遅い」「体が小さい」「耐病性に劣る」などの理由で生産性がよくありません。
半世紀前に、秋田県畜産試験場が特産品とするために比内鶏を品種改良して比内地鶏を生み出しました。比内地鶏は雄の比内鶏と雌のロードアイランドレッドを掛け合わせた一代雑種(F1)をだそうです。
F1種って野菜だけじゃないんだね~と感心した次第。
では『比内地鶏』を頂きます。
大舘駅前の花善の鳥めし駅弁。
中身は、、
お味は確かに美味しい。
焼き鳥で一杯やりたくなりました。
③あきたこまちのきりたんぽ
あきたこまちも誕生から半世紀。親はコシヒカリだとか。
きりたんぽはご飯を擦り潰して、棒に握りつけて焼いたもの。
そのまま鍋に入れて食べるほか、甘辛い味噌を塗って焼いた味噌たんぽがどこででも売ってますね。
道の駅ふたつい(能代市)で頂きました。
あとね、子どもたちへのおみあげ。
秋田県内を走ってますとどこでもお米の収穫が始まっていました。
秋田県ではお米が農業出荷額の5割以上になっていて主要な農産物です。
そこでちょろっと調べてみました。
2021年のお米の生産高と、単位面積の生産性のランキング
秋田県は生産高が新潟・北海道に次ぐ第3位。
生産性も第5位と如何にお米に力を入れているかが分かります。
単位面積の生産性上位の地域を見ると東北や北海道など涼しい地域が多い事が分かります。
作っている品種にも依るとは思いますが、コメの生産は日照時間が短い緯度の高い地方、気温もあまり高くない地域が適してるんですね。
こうした視点は書いて菜園愛好家だからか?
いずれ、稲作をやってみたいという気持ちがありますので、
万が一地方移住するなら北の方が良いかもしれませんね(笑)
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