家庭菜園を荒らす輩の正体と行動パターンを把握するために設置した監視カメラ。
トレイユカメラと呼ばれるもので、トレイユ=けもの道、に設置するものとして世の中に出てきたカメラです。
赤外線を検知していて、周囲と違う温度の物体が動くと、0.8秒でスイッチが入ります。
静止画でも動画でも撮れるのですが、自分は20秒の動画を撮るように設定してます。
一度撮影した後は5秒のインターバルがあって、再び移動体を検知すると再撮影が始まります。
当初3台のカメラは1号が地上0.6m、2号が1.3m、3号が2.0mと3段階の高さに設置してました。
特に3号2.0mは侵入者の移動経路を俯瞰するために高所から監視させ、また撮像時間も2分と長く設定してました。ところが、1号0.6mが何度も侵入者を捉えているのに3号はゼロ、2号も稀という状況でした。
おそらく毛皮を着た侵入者の体面温度の大部分は周囲の温度=気温と同じで、
鼻とか目とか口に現れる体温を検知していると予想。
上からだと眼も口もよく見えませんからね。
なので今はカメラは3台とも、地上50-70cmほどの高さに設置しています。
電源は、電池・ソーラー・ACアダプタを選べますが、母屋から100Vを引いてACアダプターで駆動してます。カメラ本体は防水構造ですが、ACアダプターは防水でないため、設置場所は軒下メインです。
侵入者はおそらくお向かいさんの空き家に巣作ってると予想してます。
となると、進入路は玄関口と駐車場口の2つが考えられますが、
玄関口は門を閉めてますのでメインの進入路は駐車場口です。
玄関口の門の扉にも下に10cmほどの隙間がありますから可能性はゼロではないんですが。
駐車場の後ろには予防線として90cm幅のネットを張ってます。
下記動画の最初のシーンはこの駐車場のネットです。
この時期の侵入者の狙いはコーンです。
何度も荒らされたコーンは対策として強固なコーンハウスで覆うようになりました。
失敗を重ねて作成したコーンハウスは、支柱とネットで構成してますが、随所に工夫が(それはいずれ)
長さ2m×高さ1.2m×幅80cmのコーンハウスには支柱は
2.1m×6本
1.5m×10本
0.9m×9本
を基本としてます。
コーンハウスの中には10~12本のコーンが入ります。
コーンは時期を分けて複数回に栽培していて、第1弾の収穫が終わると第2段をコーンハウスで覆い・・・と使いまわしています。
下記動画の中盤以降のシーンはこのコーンハウスを襲う侵入者の映像です。
コーンハウスを襲った侵入者はこの時間帯の駐車場口のカメラには写ってませんでした。
別の進入路があることが明白となりました。
ご覧のように侵入者に対してそれなりの効果がありました。
ラストの映像の翌日にはコーン第1弾を初収穫できました。
まず1勝目。
ただし、今年の異常気象はファームにとって逆風です。
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