失敗から学ぶ? | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

生きてるといろんな失敗をしますが、その失敗から何か学べると失敗が無駄にはなりません。

こうした姿勢って重要なはずですが、歳を重ねるほど蔑ろにしている自分がいます。

 

同じことは菜園にも言えます。

昨年、我がファームもタマネギが大不作でした。一応その原因は春先の雨不足という考察を以前ブログで行っています。

 

その後、干ばつにより北海道のタマネギの不作が報じられることになります。


全国のタマネギ生産の2/3を担う北海道では昨年の干ばつで収量が落ちました。例年比の情報は報じられてませんが自分の推計では6割に落ち込んだようです。


その結果、年初からタマネギの市場価格が高騰し、今では1個¥150とも¥200ともいわれてます。家計を預かる主婦の方には頭が痛い問題でしょう。

 

郷里にある我がファームは雨不足なら水道を使った潅水は簡単なのですが、いかんせん現役世代の自分は週末ファーマーであり平日のお世話は困難。渇くときは渇きます(泣)なので不作になります。進捗無いです。

 

昨年不作だったタマネギ、多くがはピンポン球に満たない小粒のタマネギでした。


例年も1割程度はピンポン球サイズ以下のものがあるので、そうした小粒なタマネギは8月下旬にセット球として、再度定植をしています。秋を過ぎて12月から2月ごろにはそこそこのサイズになって食卓に上っていました。

 

しかし昨年はそうした小粒のタマネギが大量だったため、たくさんのセット球栽培のタマネギが真冬に消費されることなく、先日慌てて収穫いたしました。

 

5月最終週末に収穫されたセット球栽培の結果がこれです。

大量のセット球は日当たりの良いB3畝と日当たりに難があるM11畝に分散して植えました。

 

セット球栽培は収穫時期が遅くなると、玉ねぎが分球し1つの苗から2~3個の実になってしまいます。また、一部はトウが立ち保存性に劣る実になってしまいます。例年は冬の間に食べてしまうので問題視してませんでした。しかし今回は分球やトウ立ちが多発しました。

 

写真のように分球したものは日当たりに関係なくおおよそ2割強です。ただし、2月下旬に分球しそうなものは片方だけ摘み取ってます。およそ半分を摘み取ってましたのでセット球栽培では約7割が分球するということが分かりました。

 

やはりセット球栽培は年末から2月にかけて収穫をするのが望ましいという定説を今回追認した形になります。

 

 

続きまして、昨年10月に新規苗を定植したタマネギの生育状況です。


タマネギの苗は自家製(9月上旬に播種の晩生種)約200本と、購入苗(晩生種と中生種)合わせて100本でした。奥が日当たりが悪く、手前が日当たりが良いM4畝。購入苗を一番奥と一番手前に、自家製苗は中央部に植えてました。

 

4月下旬の時点で、M4畝の玉ねぎの育成状況は、

手前(購入苗)が良好、奥(購入苗)がやや良好、自家製苗(中央部)は不調。

 

そして先週末の5月下旬のお試し収穫の結果が、

自家製苗惨敗の結果となりました。

 

自家製苗は1勝5敗、毎年試行錯誤してますが結果に結びつきません。少なくとも1勝したときの手法は踏襲してるのですが。。。

学びが少ないようです。

 

 

こちらは最新のファーム、M7畝からM3畝の様子です。

今期は薩摩芋と里芋の栽培を見送ったのですが、ほぼ空きが無くなりました。


1年で一番数が植わっている時期です。

ゆえに週末の作業量が半端なくて、、、。

 

 

 

 

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