冬旅の準備 車編③ 防寒シェード | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

晩秋となり、皆さんの冬の準備はいかがですか?

この冬も寒い所へ旅する予定ですので、NV350・シロクマの冬の準備も急いでいます。

 

 

■劣化する吸盤

 

冬の車中泊でまず重要なのは窓の断熱だと昨年の厳冬の旅でも実証しました。

 

夏はカーテンで遮光してますが、これに加えて窓に断熱マット(シート)を設置して2重にしたい。

 

 

問題は如何に固定するか。。。

 

市販のシェードや遮光グッツの類は吸盤で固定しますよね。

 

前車も最初買った専用シェードは吸盤タイプでした。

(黒い吸盤はシェードの付属品、透明の吸盤はホムセン購入品)

 

ですが車の窓に吸盤というのは一見便利そうなんですが、吸盤を車内で、特に冬場に使用する際は大きな課題があります。

 

吸盤の吸着力の低下です。

 

こう書きますと、ちょっとマメ知識ある人は『お湯に数分浸すと復活する』とおっしゃいます。

 

でもそれは、家庭で長く使用した吸盤の復活方法であって、車内でちょくちょく使う吸盤の吸着力低下には役立たない方法です。

 

 

車内で使う吸盤、吸盤の吸着面ざらざらになって空気が入り吸着力が落ちます。

 

ダメになった吸盤の表面を拡大します。

 

シェードに付属してたもの。

 

後からホムセンで購入した透明なもの。

表面がザラザラしてます。(¥100ショップ品も同じ現象が出た)

 

この現象について説明しているサイトは見つかってないんですが、ちょっと観察してみて原因がわかりました。

 

吸盤の素材はエマストマーなどの樹脂弾性材です。

 

樹脂弾性材は静電気でほこりを吸着します。これが洗っても落ちにくい。

 

さらに高温高湿下で、ほこりを核として変性し吸着面がぼこぼこになる。

(おそらくは埃を中核に湿気を帯びて加水分解している)

 

こうなると洗剤などでは落ちないし、溶剤を使うと吸着面表面が溶けて変形してしまいます。

 

なので再生不可能です。

 

 

ということで、吸盤をやめてまして。

 

■断熱シェードの暫定固定

 

スライドドア部のシェードは、マグネットフックのを導入します。

¥100ショップ製は経験的に耐久性(接着剤が熱に弱い)に乏しく、ホムセンでしっかりしたものと見繕いました。

 

 

運転席助手席と後部の間には仕切りカーテンがあるので、運転席助手席の窓には夏は何も付けてなかったのですが、冬用にシェードを取り付けます。

 

クロス上にしてマジックテープを配置し、窓の側のテープには黒いリボンを縫い付けます。

 

 

黒いテープを窓ガラスに挟み込みます。

冬は窓を開けないことが前提ですよね。

 

冬場だけ両面テープで貼っても良いかも。

ちなみに吸盤は数分くらいはくっつくので位置決めに使います。

 

荷室の窓は、現在検討中。

 

 

■FFヒータは、、、

 

並行して暖房も。

 

某ビルダでFFヒータ関連の話を聞いてきたんですけど。

箱バンは結露がしやすいと言ってました。

理由を聞いたけど今一つ。

 

そういえば、ブロ友さんもFFヒータは結露が凄いって言ってましたね。

 

 

結露の話は住宅に置き換えれば理解しやすい。。

 

箱バンって、壁に比べて窓の面積がとても広い小部屋みたいなもの。

 

内部の空気の体積に対して、熱が出入りする開口部(窓)の面積比が大きく、外気の影響を受けやすい空間になります。

 

そういった小部屋に熱源を設置すると大面積の開口部(窓)での熱交換が増大します。

そして暖気が冷所(窓)に触れて結露を生じます。

しかも冷所が大面積なんで結露を促進しやすい。

つまり内部の湿度が急速に下がる大型乾燥機のような状態です。

 

窓の面積比が小さいキャブコンの方が有利でしょうね。

 

 

乾燥肌夫婦なんで、乾燥は大敵なんですよね。。

 

温度を取るか湿度を取るか、、困りました。

 

『人が快適に過ごす空間』って難しいです

 

 

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