-----------------------------------------------------------
コロナ騒動に始まった今年も気が付けば夏を過ぎています。
ひと頃よりは状況が好転して、溜まったうっぷんを晴らすかのように、
人々の移動が始まりました。
我が家も人との接触に気を付けながらちょっと出かけました。
想定外で奈良にハマりました。
歩いた古代ロマン
興福寺 1351年前(669年創建)
平城京 1200年前(奈良時代、710年から794年)@奈良市
春日大社 1252年前(768年創建)
-----------------------------------------------------------
さて南側を一通り歩いて次は北側です。
北東側、つまり一番奥には若草山があるというので、登るつもりで行ってみました。
するとこんな感じで柵で覆われています。
なんだよ、、、(と心の叫び)
この柵の端にゲートがあって入場料を取っています。
でも誰も入っていません。
写真ではわかりにくいですが左端に階段が伸びています。
受付で聞きますと入場料を払って階段を上っていくと頂上にあるのは展望台&駐車場だそうです。
展望台から市内を見渡せるとのこと。
車で登れるようなところにわざわざ、歩いて登ってもねえ。
(後で調べると、車中泊できるようですけど、、、道路は夜間通行止めだとか)
お昼の時間になってしまいましたので若草山の目の前の春日野さんに入りました。
客がいなくて貸し切り状態でした。
奈良と言えばソーメンのようなので。
ホントは三輪で食べようと思ってたのですけど、まあいいでしょう。
腹ごしらえが済みましたので、後半も張り切っていきます。
東大寺界隈を周ることになりますが、ここもたくさんの見どころがあります。
三月堂。
旧暦の3月に法華会が行われるようになり、法華堂、また三月堂ともよばれるようになったそうです。
東大寺建築群のなかで最も古い金鍾寺(752年の東大寺山堺四至図に載っている)の跡地に建てられたそうで、正堂は天平初期の建築、礼堂は鎌倉時代の建築とのこと。
また法華堂の中には不空羂索観音を本尊として祀っていました。
他にいくつも。呪文のような名前が付いていましたが覚えられない。
二月堂。
旧暦2月にお水取りがおこなわれたそうです。
ちょうど大河ドラマで放映している時代の1567年の三好・松永の戦いで一部が焼けて、1667年に全焼して再建されたようなので築350年程か。
ここには休憩所がありますが、コロナの影響が出てます。
その他、四月堂や千手堂、南大門など見ごたえがある建築物がありましたが省略。
ドベですが、大仏様。
752年に完成。高さ15m。
鼻の穴の直径35cm。(とガイドさんが子供たちに言ってました)
聖武天皇の発願。
政変や反乱などが相次ぐ当時の社会不安を、仏法の力によって解消しようとしたようです。
コロナの社会不安も仏法の力で是非。
その大仏様をお収めする大仏殿。
高さ57mの木造建築。
1000年以上も昔にどうやってこんな大きな木造建築~とカミさんと話していたのですけど、
鎌倉時代と江戸時代に全焼して再建したようです。
追記)
そういえば一昨日の発表ですが、三井不動産と竹中工務店が
木造高層建築物として国内最大・最高層となる賃貸オフィスビルの新築計画を発表。
その高さは、、、約70m。令和の技術でもここまでです。
正倉院。シルクロードの終着駅。
歴史の教科書、あぜくらづくり、高床式倉庫。
一度見て見たかった。
古文書や服飾品など、8千点を越える宝物は
県立博物館や東大ミュージアムで展示されていますが、
修学旅行が続々と向かっていますので、
密を避ける意味で今回はパスかな。
東大寺や春日大社、興福寺や正倉院など東西2km×南北1mほどのエリアに点在してましたが、
見て回るところが多くて細かく移動したようです。
記録によれば朝7時から14時半まで23,000歩(16km?)ほど歩きました。
古代ロマンが広がります。
東大寺 1292年前(728年創建)
つづく。
いつもありがとうございます。
お帰り前の一発クリックお願いします。