八ツ頭を初収穫しました。
八ツ頭は里芋の仲間で流通量が少ない貴重な冬野菜です。
【栽培の動機】
亡くなった義父の好物でした。
義父は毎年この時期になると馴染みのJA直販所でヤツガシラを購入し、
煮っころがしや芋煮汁を自ら料理していましたし、
義実家の御節料理の定番でした。
義父の仏壇にお供えしようと昨年八ツ頭栽培を初トライしました。
が、植えた種芋は芽が出ることなく溶けてなくなってしまいました。
【今年の栽培と週買うタイミング】
再トライの今年は、十分に芽出しした種芋を8株植えて7株を育て上げました。
収穫のタイミングがよくわかりませんが、
茎葉が似てます里芋と同じじゃないかと考えてできるだけ収穫を後ろ倒しにしてきました。
里芋の収穫タイミングは霜が降りる直前、気温が5度を下回るような時期とされています。
週間天気予報に留意してきましたところ今週後半に最低気温が5度の予報が出ましたので、
週末に掘ってきました。
【収穫】
葉が黄色くなり一部倒れだしてきました。
まずは茎葉を鎌で切ります。
周囲からシャベルを入れて親芋と子芋を一緒に掘り出します。
一緒に掘り出すのは切り離すと切り口がら逝って長期保存しにくくなるらしい。
しかし、八ツ頭の芋ってこんな形なの?
種芋とはずいぶん形が違う。
試しに、中心のデカいところを切り出して洗ってみます。
これ、芋なのだろうか?とカミさんを首をかしげます。
(里芋の仲間なら、あんな形をしてるはず、、、)
エイ!切ってみましょう。
断面はイモイモしてますので親芋であることは間違いなさそう。
自信をもって全株掘り出しました。
【八ツ頭の保管】
2年前の『里芋栽培』では収穫した里芋を、1mくらい掘った土の中に埋めて春先まで楽しみました。
里芋の仲間のヤツガシラも同じようにすればよいのでしょうか?
ググりますと同じでよさそう。
一方で、『中島菜圃7代目土田重兵衛』に寄りますともみ殻や藁を使って保管する方法を紹介しています。
土田氏のような保管庫はありませんが、
『囲った藁で断熱、もみ殻でクッション材保温材』という考え方を応用させていただきます。
(麦わらはファームで栽培してますし、もみ殻は親戚農家から入手しています。)
八ツ頭を切り口を下にして並べます。
その上からもみ殻をかけます。
更に麦わらを厚く載せてます。
その上にビニールで覆って、土を30cmほど盛り、
更に大きめの『黒いビニール』で覆います。
最後にトンネルを作ります。
ビニールトンネルは
・雨除け、
・霜よけ、
・北風による地表の温度低下防止
ことを目的に『試しに設置』してみました。
芋系の保管は13~16℃くらいが良さそうですが、
真冬のファームは氷点下になりますので。
さて無事に冬を乗り切ることはできますでしょうか?
できれば、子芋を種芋とsて来年植えてみたいと思います。
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