《北海道2019》⑫大雪高原温泉沼の紅葉巡り登山 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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9/18~29に出かけた北海道の旅2019の本編です。

旅中に書けなかった内容を補足してまとめます。
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2019年9月25日、

北海道の旅、8日目の出来事です。

 

日本一早い紅葉が見れる大雪山系の銀泉台~赤沼。

今回の旅の最初の訪問予定(9/20)でしたが降雪のために諦めました。

が、天候が回復してきましたのでリベンジを期待し、昨晩釧路から大雪山系を目指しました。

 

この時期大雪方面の林道では交通規制があり、臨時駐車場が大雪湖の畔(地図中の)に設けられます。

が大雪高原、有名な層雲峡は●。

この二つの真ん中に銀泉台~赤岳があります。

 

 

◆三国峠の絶景

 

緑丸の臨時駐車場を目指し真っ暗な国道39号を走っていますと、あと15kmのところで三国峠()に差し掛かりました。

 

三国峠は北海道の国道の中で一番標高の高い峠で展望台があります。

 

展望台は原生大樹海の中にS字橋が見える絶景ポイントで有名です。

(昔撮った写真を探してきました)

 

ナビを見ながらふと『ここって東の方向を向いているな』と思いました。

もしかしたら日の出が見れるかも(笑)

 

展望台の駐車場にはハイエースのバンコンなど数台。

一緒に仮眠して日の出を待つことにしました。

 

ちょっと雲が多いですが朝五時過ぎに朝陽がでてきました。

ブラボーです。

 

今日も晴れのようです。

大雪湖まで急ぎましょう。

 

◆大雪湖P~大雪高原荘(登山口)

 

臨時駐車場近くに来ますと大雪山系が見えます。

ちょっと雲がかかり雪も見えます

IMG_20190925_065918653.jpg

不安がよぎります。

 

臨時駐車場のバスの券売所です。

銀泉台は強風のため終了!?

臨時バス運行の最終日9/23までは営業できなかったようです。

悪天候ののため登山道のトイレも飛ばされたようです。

 

大雪高原方面は営業してます。

往復で運賃¥500*2、その他に協力金¥200を二人分払います。

始発6:30発のバスはすでにいっぱいなので2番目の7:00発に乗ります。

 

狭い林道を30分揺られて大雪高原山荘(登山口)に到着しました。

 

 

建物には『ヒグマ情報センター』と書かれています。

 

この建物が登山道入り口になっており、登山届を出してからレクチャー(無料)を受けないと入山できません。登山届には熊鈴に有無を記載します。

 

(←8月のクマ出没日)

レクチャーと言っても編集されたビデオです。

8月は毎日のようにヒグマが現れたようですが、9月になってのここ2週間はわずかに1回。

知床同様に9月は少し安全のようです。

 

事前に作成していった登山ルート図です。

大雪高原山荘から登って時計周りに歩きます。

前回やってきたときは大学沼から先が閉鎖になっていましたので、今回はそのリベンジになります。

標高は1220~1520mほどです。

空沼~ヤンベのコースは下山のみ。結構ハードなコースです。

 

天候が不安ですがさっそく登りましょう。


 

◆大雪高原の紅葉沼巡りの登山

 

朝の時点では日本語が通じる60代くらいがとても多かったです。

中には70代かなと思われるご夫婦も数組いました。

 

スタートして30分ほどで紅葉が始まりだしました。(ヤンベ分岐近く)

 

更に20分ほど行くと最初の沼、土俵沼が見えてきます。

このころから氷雨が降り出しすぐに雪となります。

急いでレインウエアを重ね着しました。

 

『バショウ沼』の紅葉です。

降雪が白く写り込みます。

(今週の写真雑誌の紅葉の撮り方に、同じような写真が出てました(笑))

 

この直後カミさんとはぐれます。

レインウエアを着た姿はお互い初めて見るので見失いました。

しかもカミさんは下山方向に歩いてしまったようで。

互いに登ったり下りたり10分くらいやってて再開できましたが。

 

『鴨沼』まで上がりますと雪は上がりまして紅葉がぐっと迫ってきました。

 

 

『えぞ沼』です。

空が白いのが残念。

 

『式部沼』です。

山肌に雪を携えており、紅葉とのコントラストがきれいです。

 

前回の到達地点の『大学沼』です。

ここまで上がりますと時折青空が雲のすき間より見えます。

 

ここから先は前回訪問時に閉鎖だったエリア。

期待が膨らみますが傾斜が結構きつくて、、、

 

『高原沼』です。

ここはこの後湖面までくだりますが上から見た方が順光なので紅葉が良く見えました。

 

そして最上段の『空沼』です

青空も広がったこともあり、空の上に来たな~という印象を強く受けました。

 

空沼の畔にはヒグマセンターの職員がいて、引き返すのか先に進むのかを問いかけられます。

先に進むと下山専用の空沼~ヤンベのコースです。

先行してた年配女性グループや、年配単身男性などが行ってますので、跡を追うことにしました。

 

特に年配女性グループはスピード的には自分らと同じ位なので、

付かず離れずでヒグマの先遣隊をやってもらいましょう。

 

下山コースは結構ハードです。

写真を撮る余裕がありません。

唯一の一枚。

こんな沢を6~7本、渡りながら下ります。

黄色の〇を目指して進みます。

 

実はここでカミさんは踏み外し、片足を膝くらいまで水の中に入れてしまいました。

が、新品のカッパとトレッキングシューズの防水性のお陰で体が濡れることはなく済みました。

 

分岐点まで来ますと空沼で折り返した人たちが合流するので混み合います。

 

行程

7:40 大雪高原荘(登山口) →8:10ヤンベ分岐 →8:35 バショウ沼 →9:56鴨沼

→10:15えぞ沼 →10:22式部沼 →10:35大学沼 →10:45高原沼 →11:24空沼

→12:40ヤンベ温泉 →13:15大雪高原荘

 

ちょうど13:30のバスがやってきまして、大雪湖駐車場まで降ります。

 

駐車場では雨や雪、川への落下で濡れたウエア類を干します。

あと一つ、山に登りますから。

 

 

【メモ】
実はこの後9/24より一般通行が解除になった林道を走って銀泉台を見てきました。
紅葉のピークは銀泉台の少し下まで降りていて、銀泉台では終盤の終盤でした。
登山道入り口にはトイレ施設が強風で飛ばされて使えないとの案内が出ていました。
また銀泉台で日の出時刻を迎えた跡、ちょろっと迷走しました。

 

 

つづく。

 

 

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