《北海道2019》⑦知床の朝陽と五湖  | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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9/18~29に出かけた北海道の旅2019の本編です。

旅中に書けなかった内容を補足してまとめます。
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2019年9月21日、

北海道の旅、4日目の出来事です。

 

中々は話が進まずすみません。

引き続き、お付き合いをお願いします。

 

 

◆前日の夜半

 

昨日は釧路湿原温根内で朝焼けを見た後に、摩周岳をトレッキングし、夕方の能取湖のサンゴ草を見ました。

 

その後は夜道を知床を目指して走りました。

が能取湖、が知床)

 

北海道上陸から羅臼まで620km、急ぎすぎの感じですが、天気と相談しながらの移動なのでやむをえません。

 

好天が続いている知床ですので、もしかしたら夜の知床峠で満天の星空を見れるかもしれません。

と、21時ころ知床峠に向かいます。

 

知床半島のMAPです。

ウトロ側の知床自然センター(●)の近くに知床五湖があり、

R334で知床峠()を越えて羅臼側があります。

 

知床峠は以前は夏場でも夜間通行止めでした。

(現在は11月から4月は冬場通行止め、その前後1か月ほどは夜間通行止め)

 

今回は夜間も通れるので、満天の星空を期待したわけです。

 

しかし、峠に到着するとものすごい風が吹いています。

車のドアを持っていかれそうでした。

あわよくば峠で仮眠しようと思っていましたが諦め、羅臼側の国設羅臼野営場(地図の青丸)で仮眠することにしました。

 

 

◆国後島の夜明け

 

4時半にセットした目覚ましに起こされ、知床峠に向かいます。

夕陽に比べて朝陽が難しいのは日の出の方向やその時の風景との関係がわからないからです。

夕陽なら明るいうちに状況がつかめますからねえ。

 

空の色を見ながら日の出の方向を予想して、見通しの良い場所を探します。

国後島も入りますし、こちらかなあ?

 

結局、見返し峠(地図上の)がよさそう。

先客がいた横に陣取らせていただきました。

 

お、出てきました。

構図を整えてパチリ。

やはりタブレットではこうは撮れませんね。

 

もう一枚設定を変えて。

 

朝陽は良いですね。

 

朝ドラで泰樹さんが言ってましたね。

『何度も見た、ああいう朝陽を・・・

開拓していた頃にな。。

この土地は捨てよう・・・そう思っても

朝陽を見ると気力が湧いてきた。

ここで諦めるなってな。

そういう朝陽をなつは見せてくれた』(9/24放送)

 

◆ヒグマに翻弄?

知床では知床五湖と羅臼湖をみれたらと思っています。

 

羅臼湖の登山道入り口見返り峠近くにあってこのような表示が。。

これは知床自然センターで情報を貰わないといけませんね。

それに前日は摩周岳をたっぷり歩いていますから今日は軽めに知床五湖にしましょうか。

 

確か、ひでさんが知床五湖ものすごく混んでたと言ってました。

連休初日ですし、早起きしましたのでそのまま並んでしまいましょうか。

 

6:17、ゲート前に一番乗りです。

オープンは8時・・・結局待ちます

ここで朝ご飯(笑)

 

8時前にスタッフが続々やってきますが、

そのスタッフに聞くと昨日夕方ヒグマが出たとのことで朝一番からコースの一部閉鎖だそうです。

それでは意味がありません。今回はカミさんが行ったことがない二湖~を回るのがメインですから。

 

仕方ありません。羅臼湖に予定変更です。

知床自然センターで羅臼湖の情報収集です。

 

 

女性スタッフによればヒグマは大丈夫だそうです。

熊鈴などの装備をきちんとということでした。

 

登山道入り口行のバスに乗るため知床峠へ向かいます。

準備してますとツアー客が二組やってきました。

皆さん長靴を履いてます。え?

 

コンダクターに聞いてみますと『羅臼湖ルール』で長靴を履くことになっているそうです。登山道には湿地部が多く、トレッキングシューズだとぬかるみを外して歩くために植物を痛めてしまうようです。

 

自然センターのボード(上記写真)もネットも見ましたが、そんな『羅臼湖ルール』は書かれていません。

お姉さんも言いませんでした。

 

世界遺産になって保全に努めている人が言ってるいるのでしょうか。

(同じ日に頂いた気旅さんの書き込みにも長靴の情報がありました、ありがとうございます)

 

知床自然センターで長靴をレンタルしていましたのでセンターまで戻ります。

すると知床五湖のコース閉鎖が解除になったとのこと。

それなら知床五湖に再変更です。

羅臼湖は明日にしましょう。

 

 

◆知床五湖は秋がいい

 

知床五湖は2005年世界自然遺産登録後に敷居が高くなりました。

時期とコースによってはツアー(約¥5000)に参加する必要があります。

 

コースは3つあります。(環境省HPの転載)

高架木道部分の一湖は電気柵が設置されほぼシーズン中は回ることができます。

費用もタダです。

 

二湖から一湖を回る小ループ(オレンジ)と、 五湖から一湖まですべてを回る大ループはヒグマが出没するエリアです。

ヒグマの活動期(5/10~7/31)はツアーに申し込んでコンダクターと一緒に回ります。

 

ヒグマの出没が減る植生保護期(8/1~10/20)は、

フィ―ルドハウスでレクチャー(¥250)を受ければ個人で回ることができます

(詳細はこちら

 

夏休みの8月は混み合うようです。

なので9月は良い時期だと思ってます。

 

ちなみにヒグマ出没で五湖が閉鎖となった日です。

 

さてさっそく回りましょう。

五湖です。

 

四湖です。

カメラによって色味も異なりますねえ。

 

自然のまま?折れた木々も放置されています。

 

外に目を向けると紅葉も始まっています。

一湖周辺は開けています。

 

半世紀近く前は広大な畑だったとは信じられません。

1960年代までは開拓が試みられたようですが厳しい自然に断念を余儀なくされたとか。

 

 

◆メモ(カムイワッカと地の涯、フレぺの滝)

 

カムイワッカの入り口は昔より整備されてました。

次回は沢登りの支度をしてきましょう。

 

地の涯は羅臼岳の登山道入り口になります。

往復9時間は山登りは無理ですが。

 

フレぺの滝は知床自然センターから徒歩です。

この日の夕方見てきました。

が翌朝はヒグマの出没で閉鎖でした。

 

 

長くなりました。

続きます。

 

 

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