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9/18~29に出かけた北海道の旅2019の本編です。
旅中に書けなかった内容を補足してまとめます。
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2019年9月20日、
北海道の旅、3日目の出来事です。
(げ!ブロ友の還暦おやじさんも今日は摩周湖の記事?快晴だあ!)
◆霧の摩周湖の展望
道東観光の人気上位の摩周湖。
約7000年前の大噴火で誕生した巨大カルデラ。
流入や流出河川がなく湖で、生活排水等の影響がなく抜群の透明度が美しく青い湖面を奏でています。
昭和初期の透明度調査では41.6mで当時の世界記録でした。
しかし放流されたヒメマスやニジマス等の影響や観光客の増大で最近の透明度は17mほどまで悪化したらしいです。
霧の発生で湖面が見えなくなることもあって、布施明の『霧の摩周湖』で全国に知られるようになったと聞きます。
さてその摩周湖を展望する場所はいくつかあります。
一般的には3か所。
第1展望が一番有名で観光バスはここだけに行きます。
そして少し北にある第3展望、東にある裏摩周展望です。
ですがその他にもあるのです。
今回はカムイヌプリから摩周湖を見てみましょうか。
◆カムイヌプリ(摩周岳)
カムイヌプリ(摩周岳)へは第1展望から歩いて行きます。
当日の朝7時過ぎ、第1展望台から見た摩周湖です。
空には雲がありますが霧がなく湖面が見えます。
(あれ?摩周湖は晴れ予報のはずだ!)
写真の写る湖の右奥の山が摩周岳です。
あの山のてっぺんから摩周湖を見る企画です。
摩周岳から摩周湖を見れるということを知ったのは15年くらい前。
やっと夢がかないそうです。
◆摩周岳登山
第1展望の駐車場に車を置きます。
駐車料金は¥500ですが早朝は集金していません。
急いで出かけちゃおうとカミさんをせかしますが、なかなか準備が整いません。
8時になると係員さんが集金にやってきてしまいました。
登山MAPです。
等高線はあまりありません。でも一応山登りです。
往復した時の距離と標高差はこんな感じです。
往復14キロちょっと。標高差はわずか430mです。
山登りではなく、山歩きです。でも距離は未経験です。
さて出発です。
え?杖が置いてある。
登山者用と書かれているのは、ここから右の駐車場が登山者用ということです。
きちんと登山届を出します。
スタート直後は、ただの道です。
時々気がありますが、坂道は緩やかです。
結構整備されていて、距離の表示もしっかりなされています。
やっと1/4です。
外輪山の淵をあるきますので内側に湖がありますが、外側には風景が広がります。
ひえー、あんな遠くまで行くのか!
中間地点にミニ展望が用意されてました。
もうこの辺は電波が来ていません。時々1本立ちますが。
西別岳との分岐です。
体力があれば西別岳にも行けるのですが。
また西別岳の向こうには養老温泉がありまして、
そちらにも登山口があるようですが距離が遠くなりますので次回にしましょう。
もうちょっとです。
が最後急坂でヘロヘロです。
そして来ました。
思わず、おー! と叫んでしまいました
こんな風景が広がっています。
写真では表現しきれない凄さです。
頂上では約30分風景を楽しみました。
帰りは同じルートを戻ります。
急斜面の下りは膝に負担がかかりますのでストックの登場です。
スキーのようです。
相変わらずストックワークがダメですね。。
【行程】
第1展望駐車場8:18→中間のミニ展望台(4.2km地点)9:36→西別岳分岐10:01→頂上10:42
→下山開始11:08→ミニ展望台12:10→第1展望駐車場1:17
◆幻の展望台
第1、第3、裏摩周の展望と、今回のミニ展望、そしてカムイヌプリ頂上、合わせて5つの展望台。
実はもう一つ、幻の展望があります。
お気づきでしょう?
第2展望。
第1展望と第3展望の間に昔は第2展望はあったのですが今は閉鎖されてありません。
以前第2展望の跡地を探したことがあります。
地元の写真家が教えてくれました。
その時撮った写真を特別に掲載します。
第2展望跡から見ますと、お日様がカムイヌプリから上がってくる写真になりました。
(この写真、今見ますと一つミスしてますねえ。いつか撮り直しかな?)
すみません。
三日目の話題が盛りだくさんで先に進みません。
まだ続きます。
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