先月から気づいていましたが、今年のファームの夏野菜の育ちが今一つ。
改めて昨年と今年の同時期の写真を比べてみて愕然としました。
昨年の写真(18/6/16(土)撮影)を左、今年の写真(19/6/16(日)撮影)を右で並べてみます。
【ピーマン】一番違いが大きい。品種は全然違うが。。毎年2種類植えています
vs
18/4/15定植 19/4/20定植
18/4/15定植 19/4/20定植
【スイカ】大玉同士の比較では大きさに差がありません。でも定植が半月違います。
vs
18/5/3定植 19/4/20定植
さらに今年の小玉は
一度枯れてしまい、その後復活。これで実がなるの?
【枝豆】
vs
今年の初収穫(19/6/16)の枝豆は明らかに小ぶり
【コーン】
vs
18/4/7播種(左奥が播種) 19/4/20播種
品種は未来とゴールドラッシュ 品種は未来
なお、19/4/20に苗を定植したコーン(ミカンチャンホワイト)は
とそこそこ育っているように見えるが、弱々しく結実した実も小さめ。
【人参】人参はまだまともに育ったことはないですが、今年は明らかに生育が。。
vs
18/4/22播種 19/4/21播種
【トマト】プチトマトはアイコ、中玉はモモタロウが共通。そのほか違う品種もあります
vs
18/4/15定植 19/4/20定植
トマトはカミさんが芽かきを一所懸命やってるので樹の大きさの比較はあまり意味がありません。しかし、実の付き方に違いがあります。昨年は6月頭から収穫ができましたが今年はまだです。
メロンを除き、育ちの違いが明らかです。
品種の違いや播種・定植日の差はありますが、それ以上に育ちが違います。
ファームは畝の場所によって日当たりが異なりますが、ローテーションは基本的に翌年は隣の畝で育てますので日差しが極端に違うわけではありません。
気象庁のHPを見ると5月は
2018年 2019年 平年
降水量 126mm 86mm 112mm
平均気温 19.8℃ 20.3℃ 18.2℃
日照時間 209h 249h 182h
ですので雨は少なく日差しは多かったらしい。
6月はまだ途中ですが、昨年6月は月間降水量112mmでしたが、今年は6月前半だけで145mmも。
雨ではなさそう。
よくよく考えてみると大きな違いが一つあります。
元肥に使った堆肥が昨年までと違うのです。
昨年使ったのはこれ。
ボックスから出すとこんな感じ
腐葉土です。
2016年秋に仕込んだものを2017年秋と2018年春に使いました。
そして今年2019年春に使ったのはこれ。
稲わらです。
落ち葉を集めるのが大変で、手を抜いて稲わらを安く購入したのでした。
仕込みは2017年秋。写真は2018年1月時点。
そして2018年秋にはもっと発酵が進んで原形はとどめていませんでしたので安心して使ってしまいました。
本来稲わらとかもみ殻はC/N比が高く発酵に時間がかかるようです。
発酵不十分のまま畑に入れますと、植物に必要な窒素分を発酵のために使い窒素飢餓に陥り植物の育成に影響が出ると、あちこちに書いてありました。
なので1年から1年半、発酵に時間をかけました。
一応発酵を促進させるためにとボカシ肥を投入しておきました。
(我が家のボカシ肥は、米ぬか:油粕=7:3にEM菌を入れて発酵させたものです)
が、、どうもまだ発酵不十分だったようです。
比較例です。
今年のメロンの畝だけは腐葉土(購入)をいれました。
18/5/3定植 奥手前に2種 19/4/20定植 1種
18/6/16現在の結実3個 19/6/16現在の結実1個
育ちには差がなさそう。むしろ今年の方がよさそう。
今年の同じ腐葉土で、窒素飢餓が生じることなく昨年並みに成長したのだと思います。
さてこのピンチ、どうしましょうか?
窒素飢餓なら窒素分を入れるしかないでしょう。
ボカシ肥は発酵中で在庫がありません。
そこで、発酵鶏糞を買ってきました。
取りあえず300~400g/m2ほど追肥してみました。
スイカ/茄子/ピーマンで様子を見ます。
(コーンとトマトは次週末に?)
あと2018年秋に仕込んだ稲わら&もみ殻堆肥には、5/12と6/2に合わせてボカシ肥7kgと米ぬか20kgと油粕8kgを投入しております。
こちらの成果は9月ごろかな。
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