先週末に信州を旅してきました。
最初に訪れたのは鬼無里の奥裾花湿原。
(きなさと読みます)
長野市鬼無里地区。
長野市の中心部から西へ約20km、
犀川の支流、裾花川の源流沿いの鬼無里盆地を中心に広がる中山間地域。
併合前の鬼無里村の人口は約2000人。
鬼無里盆地から北西20kmほどに奥裾花自然園があります。
日本秘境100選だそうです。
奥裾花に湿原が発見されたのは1964年と新しく、
自生する水芭蕉は80万本。
『♪夏が来れば思い出す~』の尾瀬ヶ原より水芭蕉の本数は多いらしい。
(尾瀬はシカによる食害で水芭蕉が減少し、近年植栽が試みられているそうです)
鬼無里は17年の夏に偶然通りかかり、山間の集落の風景に魅了されました。
また18年秋には旅の駅・鬼無里に立ち寄り、地元の人から5/20頃には奥裾花湿原で水芭蕉が満開になると聞きました。
そこで半年前から5/17(金)を休んで出かけようとかみさんと相談してました。
5/16(木)の晩に出発し、旅の駅鬼無里に到着したのは1時。ここで仮眠をとります。
明るくなってから林道を走って奥裾花自然園を目指します。
途中奥裾花渓谷を抜け、奥裾花ダムを過ぎると奥裾花大橋があります。
さらに10kmほど林道を走っていくと整備された駐車場があります。
まだ早朝なので、自分らだけです。
(夜間もトイレが使えそうなので次回はここで仮眠しましょう。)
湿原まではここからおよそ3km、標高差は約150mです。
途中までは有料のシャトルバスもあるのですが、始発まで2時間ありますので歩いてしまいましょう。
案内図です。1まではシャトルバスがあります。
湿原は2つあり、2が『今池湿原』、3が『こうみ平湿原』です。
湿原の周囲はブナ林に覆われています。
散策路のところどころに、クマ除け用の鉄琴があり、たたいて音を出します。
まず入り口のひょうたん池で水芭蕉が出迎えてくれました。
続いて今池湿原です。
ものすごい数の水芭蕉が。
水芭蕉の間を雪解けの清水が流れています。
清水が合わさり小川になります。
さらに奥に行ってみましょう。
ぬ、ぬ、ぬ、残雪が。
雪解けと水芭蕉の開花は同時です。
なのでところどころ残雪もあります。
防水性の高いトレッキングシューズにして正解です。
(ちなみに駐車場の売店にはレンタル長靴があります。この日はまだ開いてませんでしたが)
さらに奥にあるこうみ平湿原まできました。
残雪の中で水芭蕉が咲いてます。
もっと奥に行ってみましょう。
ありゃ、ブナ林のなかで。。
クマの糞です! 大きさからして。
奥に古池がありました。
秋の晴れた日には紅葉が池に写り込んでいるでしょう。(次は秋だな)
おおよそ5時間で12kmほど散策して駐車場まで戻ってきました。
カミさん的には最長の距離らしいです。
尾瀬ヶ原に比べるとマイナーで人も少なく秘境的で最果てまで来たかなと感じました。
水芭蕉も集積していて迫力がありました。
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