世界が半分になった | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

朝ドラのヒロインがムンプス難聴になり、左耳を失聴した。

ムンプス難聴とはおたふく風邪の合併症であり、発症すると治療法はない。

回避するためには乳幼児期のおたふく風邪の予防接種が大切だが、

毎年数百からの児童が発症して聴力を失っているらしい。


ドラマの設定とは言え、小さい子供の中途失聴は胸が痛む。


ヒロインは小人が左耳にいるようだと表現している。耳鳴りだ。


自分の場合は30代から20年かかって原因不明で徐々に聴力が下がったきた。


自分の耳の中には楽団がいる。

低音部がグオングオン、中音部がブ~ウ~オ~ブ~ウ~オ~、高音部がシャラシャラシャラ~と、一日中演奏している。


ドラマの中で、ヒロインは健聴な右耳で近くの人と会話ができている。
しかし、遠くの人の声は聞き取れていない。

これは結構細やかな描写である。
距離による音量の差もあるのだが、
同じ人の声でも距離が離れると濁りが増して聞き分けにくくなるのだ。

この濁りは補聴器でもあまり改善されない。

世界が半分になったと言ったヒロインが
今後どのように生きていくのか気になる。




 
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