先ほど帰宅すると、テーブルの上に包みがあった。
明日のバレンタインを前に家族からのプレゼントである。
いつものワインや日本酒ではなく、今回はウイスキー。
『余市』と『山崎』が揃った。
NHKの朝ドラをご覧の方ならお気づきだと思うが、
日本のウイスキーの祖、竹鶴政孝氏が蒸溜所を開いた場所を名を冠したウイスキーの銘柄である。
ニッカウヰスキー操業の地の余市(北海道)、
日本のウイスキー発祥の地が山崎(大阪)。
普段飲むにはちょっとお高めの2銘柄であったが、バレンタインというイベントのおかげで2本揃った。
さっそく利き酒。
普段飲んでる角○クラスとは色もコクも香りも別世界である。
ただ悲しいかな、ボキャブラリーがなく巧く文章にできない。
そういえば、以前帰省の時にジジへ日本酒を持って行った事がある。
銘柄は忘れたが、四合で¥1500位の吟醸酒。
飲んだジジに感想を聞くと『飲みやすい』と一言。
何回か同じように日本酒をあげても『飲みやすい』としか言わなかった。
普段どれだけ飲みにくい酒を飲んでるのかと思った。
(紙パックの○ころし?だったかな・・・)
5年位前なら、『余市』と『山崎』を並べてジジを晩酌に誘ったかもしれない。
だが、酒好きだったジジも、ここ2年くらいは全く飲んでいない。
飲みたいとは思わないという。
老いとは、人から楽しみを奪うものらしい。
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