レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

高齢者あるあるですが、わずかな段差につまずいて転ぶ。それも屋内で敷居とかフローリングの上に敷いたカーペットの淵とか。

 

屋内での転倒でさえ倒れ方が悪いと大腿骨頚部骨折などで手術が必要となるし、下手すれば歩行が困難となって生活の質が劣化、場合によっては要介護状態となります。

 

実母は転倒にゆる胸部圧迫骨折に始まり、数度の転倒によって介護度が上がっていきました。義母も転倒による大腿骨頚部骨折の手術を2度も受けて、生活の質が下がっていきました。

 

こうした親の姿を見てきて、自分の老後を少しづつ考えるようになりました。

 

日々のウオーキングや時々出かけるトレッキングも、体力の維持、できれば体力向上につなぎたいと思っての事です。

 

また、ブログの諸先輩方も何かしら身体を動かすことをされてる方は行動範囲やバリエーションが広いように感じています。良い事は自分の生活に取り入れていきたい。

 

とはいえ、、気持ちだけが先行して、長続きしない性格は自分でもわかっていて(笑)


ウオーキングについては、『位置ゲー』といわれるスマホ用のゲームアプリを使ってる方が参考になりました。自分は2021年10月に『ドラゴンクエストウオーキング』を始めました。間もなく3年です。


このゲームで勝ち上がるためにはとにかく歩かねばなりません。

 

これ、8月にアプリを起動してスマホをもって歩いた距離。

ファームでの作業日は移動距離は少な目です。あんなにくたびれるのに(笑)

 

こうした工夫で、歩行能力はかなり高まったなと感じてます。尾瀬ヶ原のように広い湿原なら一日15-20km位まではOKです。

 

で、お盆休み。

その歩行能力を試すべく、日光男体山に登りました。

記事はココ。

 

その記事に載せたマップ。

標高差1200m、往復距離約8km。

 

登頂できたものの、疲弊感が半端なく。

そして翌日以降、約5日ほど筋肉痛に悩みました。

痛んだのは太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)や後ろの筋肉(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)、それとお尻の筋肉(大殿筋)。。

 

これって、高齢者がつまづき防止のために鍛えなさいと言われる筋肉。


あちゃー、自分も衰えが進んでるのね。

 


でもウオーキングで歩いてるのになぜ?

ウオーキングの時に自分の動きを意識してみるとわかってきました。

『平地を歩いている時って、膝が持ち上がっていない』

ということ。前後の移動は日々のウオーキングで鍛えられても上下の移動はダメみたいです。つまり使う筋肉が違う。

 

ショックでした。が気が付いてよかった。

どうやって鍛えようか、、、ウオーキングで膝を持ち上げるようにして歩く?

多分、手を抜いちゃうでしょう。

となるとやはり坂があるところを利用する。。

 

自宅地方は平地なんで坂ってありません。

が、見つけました。

一級河川のスーパー堤防。

数えると写真の階段は100段ちょうどです。高さは20m程でしょうか。

この反対側の階段は段差がちょっと大きめで67段。堤防の傾斜が表裏で違うようです。

 

初日は12往復が限界でしたが、3週間後の今は20往復まで増えました。

また歩きから駆け上がりへと進化(笑)。

1段ずつから、1段飛ばし、2段飛ばしへと。

特にくだる時は膝のクッションを効かせてます。スキーの動きや姿勢のような。

もちろん無理はしないで、休憩をはさみながらですけど。

 

競技スキーをやってた20代の頃にやってたトレーニングを思い出す?(笑)あー筋肉が弱ってる~。

若い頃に鍛えた筋肉を減らしながら50代に来てしまったのでしょうね。

 

当時のようなハードなトレーニングをするつもりはありませんけどね。

とりあえず20往復2000段、医者から勧められてる有酸素運動30分には十分な運動量です。


まだギリギリ動ける今だから、この体力の維持、できれば若干の向上につなげれば、とそのつもりで続けてみたい。



衰えや老いを受け入れる、とは諦めることではないでしょう。衰えや老いを正しく認識し必要な行動を取ること。血圧を下げるためにと医者が言うのなら、服薬だけでなく水分補給、減塩、運動、禁煙、減酒といった生活習慣の改善にも取り組まなきゃと。


向き合って行動されてる皆様方のブログを拝読し、糧にさせていただいてますよ。

いつもありがとうございます。




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