相手の立場に立って考え、物事を話す | DSP株式会社

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相手の立場に立って考え、物事を話す。

これは日頃幹部社員に言っていることです。

 

人はどうしても自分のため、あるいは相手のために考え、物事を話します。

当たり前だけど、自分のために考え物事を話しますと、相手に見透かされ、心を傷つけ、信頼関係が崩れます。

 

また、意外と多いのが相手のために考え、話すことです。

間違いではないのですが、はじめに相手のために考え、話してしまうと押しつけのように感じてしまい、心を開いてくれません。

それどころか、ますます心を閉じ、耳をふさぎ本音で話してもらえず、心を折ってしまうこともあります。

 

先ずは、相手の立場に立って考えることです。

どうしてそうなのか、状況を良く考え、言うよりもひたすら聞き側にまわる。

たとえそのことが理にかなってなくても口を挟まずに聞き、考えること。

そうすれば、何故そうなった真実が視えてくるし、適切なアドバイスができるようになる。

ここで気をつけなければならないのが、優秀な人ほどこのことが出来ないしわからない。
「名選手、名監督にあらず」という言葉が存在するくらいです。

また、なかには聞き上手の方もいますが、その後のアドバイスが適切でない、かえって誤った方向に導いてしまう人もいる。

適切なアドバイスをするのには、どうしたらいいのか。

それは色々な経験を積むのが良いのですが、なかなか難しいと思います。

だから、良書を繰り返し何度も読むことです。

ただ、若い人ほど横文字の本に目を奪われがちですが、大体が上辺だけのテクニック、モチベーションだのコミュニケーションがどうのこうのばかりです。

※念のため誤解のないよう、横文字の本でも、なかには素晴らしい本もたくさんあるよ。

昔から語り継がれている良書、人間性(人格)の高い方が書いた本がいちばん自分・他人の心に染みわたり響きます。

※そういう本ほど嫌がる、軽視されがちだけど…。

 

順番的には、相手の立場に立つ・考える・聞く⇒相手のために話すのがいい。

ちなみに相手のために考え話すには、日頃ストイックなまでに自分に厳しく、そして常に心を高め続ける努力をしなければなりません。

そうでないと、相手に伝わらないし響きません。

 

余談ですが、僕が人と話す上で一番大切にしているのは、微塵も邪な思い、損得や利害を一切入れずに相手の幸せだけを考える。

だから矛盾?することを言うけど、会社・人として損や誤解を招くことが多いし、嫌われたり傷つけ離れていくこともある。

でも、嘘ついたり上辺だけの甘い言葉を言って、好かれよう、良い人だと思われようとは思わない。

それって利己だし、いつの日か僕の言ったことを気づいてくれれば良いと思っています。

 

最後になるけど、繰り返しますが人と話すとき、絶対に自分のために物事を話しちゃダメです。

自分の立場やその他もろもろ、損得や利害等々。

その時その場はいいけど、相手はもちろんのこと、自分自身も不幸を招く原因となります。

 

以上、よろしくお願いします。

 

追伸

次回のブログは、僕が厳しい人だと勘違いされるので、くだらない?ことを書きます。

まぁ日曜日限定だけど、僕と面接をした人は、どういう人間だが少しだけわかると思いますが…。