リーダーの行為、態度、考え方は、それが善であれ、悪であれ、本人一人にとどまらず、集団全体に野火のように拡散するのです。
集団、それはリーダーの人間性を映す鏡なのです。
僕の尊敬している稲盛塾長のお言葉です。
まさしくその通りです。
上に立つ人・目指す人は、心を高め続け、人間として正しいことを貫き通し、誰よりも自分に厳しくしなければならない。
これができないのであれば、部下や周りのため、強いては自分のためにも上に立たない方がいい。
なぜなら、最終的には集団内に混乱を引き起こし、崩壊するからです。
そんな僕自身も、心を高め続けているか、人間として正しいことを貫いているか、どこまで自分に厳しくできているかわかりません。
むしろできていないことの方が多いかも知れない。
それでも日々反省し、目指し実践し続けない限り、少なくとも上に立つ資格も器も無いと思っています。
善いことも悪いことも全て自分の心(考え方)の反映です。
僕は悪いことが起きた場合、全て自分の心(考え方)が穢れている、至らない、招いていると思い込んでいます。
そうしないと、何でもかんでも周囲のせいにして、反省すること=成長することができず、いつまでも同じことを繰り返します。
人は易き方に流されやすい。
上に立てば立つほど、驕りや過信が生まれ、自分に甘くなったり、偽善的、独善的になりやすい。
だからこそ、気を付けなければならない。
以上、よろしくお願いいたします。