最近、僕が言っている棚から牡丹餅の話をします。
多くの人は人生や仕事に対し、棚から牡丹餅を望んでいます。
思いがけない好運を得たり、労せずしてよいものを得たいと思っています。
何もせずに座して棚から牡丹餅が落ちてくるのを待つ。
そして、いくら経っても落ちてこないのに不平不満を抱いたり、あるいは自分以外の何かのせいにして、最後は諦めてしまう。
僕は時々、今の自分が棚ぼた状態になっていないかどうか、自分を厳しく見つめ直します。
簡単に言うと強い反省と自己否定です。
何故なら、少しでも気を緩めてしまうと、すぐに棚ぼた状態に陥るからです。
僕の経験上、人生・仕事には、棚から牡丹餅は殆どありません。
仮にあったとしても、労せずに落ちてきた牡丹餅はすぐに消えてなくなります。
本当の意味での棚にある牡丹餅を取る方法は、自分の力で立ち上がり、つま先立ちになりながら、一生懸命に手を伸ばし、掴み取るしかないと思う。
言うなれば、自分の夢(目標)や輝かしい未来は、己の力で掴み(勝ち)取るしかない。
人生も仕事も棚ぼたを望んでいる限り、生きがいや働きがいが生まれないと思う。
自分では動かず、何も考えずに流れ流され、本当につまらないと思います。
それに自分の手(力)で掴み取った牡丹餅(人生・仕事)の方が100倍美味しいと思います。
今日は何となく、新人さんに言っていることを書きました。
以上、よろしくお願いいたします。