【情けは人の為ならず】本来の意味は、
人に情けをかけると、その人のためにもなるし、
自分にも返ってくるという意味です。
但し、プライベートでは良いかも知れないけど、
ビジネスでは違います。
【情けは人の為ならず】の俺流は正反対の意味になります。
僕の経験上、情けをかけてしまうと、
その人にも良くないし、自分(会社)にも良くない。
情けをかけることによって、甘えや過信が生じたり、
あるいは壁や逆境を乗り越える機会を無くし、
その人自身の成長を奪ってしまいます。
僕はプライベートも含め、
何度も何度も情けをかけてきましたが、
その人のためになったことは一度もありませんでした。
むしろその人の人生を狂わしたと思っています。
そのようなことから、人命にかかわること以外、
情けはかけるのをダメだということを学びました。
情けをかけないことにより、人間関係にヒビが入ったり、
鬼だとか冷たい奴と思われることもあるし、
反感や恨みを買うことも多々あります。
それでもその人の成長と人生を考え、
情けをかけるのは我慢しなければなりません。
人はどうしても情に流されやすいですが、
相手のためにも情に流されず、理で考え行動する。
特にうちのメンバーは上を目指し、上に立てば立つほど、
このことを覚えてください。
以上、よろしくお願いいたします。